アイレントホーム株式会社 井浦佳孝様|注目企業インタビュー

不動産業界の注目企業インタビュー
株式会社アイレントホーム 
代表取締役 井浦 佳孝様

「すべての人の未来のために。」アイレントホーム株式会社 代表取締役 井浦 佳考と社員の集合写真

東京城東エリアに不動産賃貸仲介店8店舗を構え、地元に密着したサービスを提供しているアイレントホーム株式会社。賃貸仲介・管理業務がメインですが、売買事業部もスタートし、社長39歳、平均年齢31歳の若いパワーで社会に新しい風を吹き込む企業として急成長中です。

「私は経営者向きではなく、2番手向きの人間です」とさわやかな笑顔でおっしゃった井浦社長(39歳)。初めてのお店に一人で入るのも苦手で、先に食券を購入するのか、カウンターでオーダーするのか把握していないと定食屋にも入れない小心者だと自らを分析されていました。しかし、それこそワンマン経営に陥ることなく、全員参加型の経営により事業拡大している秘訣であることを、肌で感じられる会社です。今回は採用にも自ら積極的に参加されている井浦社長にお話を伺いました。

(取材日:2015年10月4日、聞き手:田口いづみ)

うちの会社ではなく、我が会社!

──社員の方がイキイキと仕事をされている印象を受けます、どのような社風なんでしょうか。

井浦氏:新卒者に入社半年後のアンケートをしたところ、「会社が好き!」「人が好き!」という意見が多く、心から感動しました。代表である私と現場のメンバーの距離は、かなり近いと思っています。いつも私は社員に助けられているという気持ちでいますし、その気持ちも社員に伝えています。
 「自分は完璧な経営者ではない。分野によっては部下に負けると感じることも度々ある」と。もちろん「○○においては、俺がまだ勝ってる。俺を追い越せるようになれ!」と発破をかけることも忘れませんが(笑)

──負けを認められるのは本当に自信がある証拠ですし、潔くて男らしい。そんな社長を近くで見ているからこそ、他社に目もくれず活躍できる社員の方が多いのでしょうね

井浦氏:当社は全員経営を目指しているので、社員に繰り返し伝えているのは、『アイレントホームは社長が倒れても継続可能な会社。全員が会社全体のことを常に把握できている組織でいよう』ということです。メンバーが経営にも興味・関心をもち「うちの会社ではなく、我が会社」と当たり前のように発するような会社を目指しています。

残業は多いけど、離職率が低く、女性も多い稀有な会社

──従業員の男女比が6:4とのことで、女性の比率が業界よりも高いと思うのですが、他者と違う点はどういうところでしょうか。

井浦氏:5年前は女性の営業が1名でしたが、今では8名にまで増えました。休日に関しては年間115日確保できるようにしていますが、残業はどうしても多くなります。もちろん女性だからといって、早く帰ることもできません。それなのに、なぜ男女共に離職率が低いのかというと、社員一人一人が残業とは捉えずに、今日これをやっておきたい。それが明日の、未来のアイレントホームにつながるという気持ちで仕事をしているからだと思います。
 結束力を高めるために何かしているわけではありませんが、会社行事としては社員旅行やBBQ、フットサルの他、定期的に飲み会も開催しています。BBQやフットサルには、社員が自分の友達を連れてくることもありますね。とにかく仲がいいのがアイレントホームの特長だと思います。

「成長はスピード重視」「採用面接は現場で」「ノルマなし」

──研修や採用などについて貴社の特徴を教えていただけますか。

井浦氏:研修等は社内のOJTが中心です。以前は外部研修制度も設けていましたが、即戦力として働く為には、現場で学んだ方が早いという結論に至りました。実際に新卒採用の際のプレジデントスピーチでも、社長自らの経験から「大手で少しずつ成長するより、ベンチャーで一気に成長することが大切」であること伝えるようにしています。
 ですから実際の採用面接も営業店舗内で行っています。もちろん隣では本物のお客様がいて、社員が対応していたりもしますが、敢えて現場を見てもらうことで表面的な会社概要だけでなく、実際の業務をイメージしてもらうことを目的としています。この面談にしてから、入社後に「想像していたのと違った」という声がでなくなりましたね。

──評価制度、給与体系などはどのようになっていますか。

井浦氏:評価は売上と勤怠、そして取り組み姿勢などを総合的に判断しています。ノルマはなく歩合率も低いため、ほぼ固定給です。実際の評価は、現場の店長が項目ごとにメンバーの通知表を毎日つけて、それを元に判断します。毎日というところがポイントなのです。評価前にまとめてチェックをすると、その時期の状態や、店長の感情にも左右されやすいので、日頃の行動をこまめに記すことで公平な評価に近づきますし、評価する側も常に高い意識でメンバーに気を配れるようにしています。

「成長はスピード重視」「採用面接は現場で」「ノルマなし」

──研修や採用などについて貴社の特徴を教えていただけますか。

井浦氏:研修等は社内のOJTが中心です。以前は外部研修制度も設けていましたが、即戦力として働く為には、現場で学んだ方が早いという結論に至りました。実際に新卒採用の際のプレジデントスピーチでも、社長自らの経験から「大手で少しずつ成長するより、ベンチャーで一気に成長することが大切」であること伝えるようにしています。
 ですから実際の採用面接も営業店舗内で行っています。もちろん隣では本物のお客様がいて、社員が対応していたりもしますが、敢えて現場を見てもらうことで表面的な会社概要だけでなく、実際の業務をイメージしてもらうことを目的としています。この面談にしてから、入社後に「想像していたのと違った」という声がでなくなりましたね。

──評価制度、給与体系などはどのようになっていますか。

井浦氏:評価は売上と勤怠、そして取り組み姿勢などを総合的に判断しています。ノルマはなく歩合率も低いため、ほぼ固定給です。実際の評価は、現場の店長が項目ごとにメンバーの通知表を毎日つけて、それを元に判断します。毎日というところがポイントなのです。評価前にまとめてチェックをすると、その時期の状態や、店長の感情にも左右されやすいので、日頃の行動をこまめに記すことで公平な評価に近づきますし、評価する側も常に高い意識でメンバーに気を配れるようにしています。

「前向きで、チャレンジ精神のある人」「今が、創業期間」

──今後のどのような人材を必要としているのでしょうか。

井浦氏:「一緒に会社を大きくしたい」という気持ちのある人を積極的に採用してく方針です。例えば履歴書に誤字があったり、文字が汚かったりすると、それだけで書類審査を通さない会社もありますが、その点はあまり気にしていませんね。誤字は後で修正できるし、字が汚ければペン字を習うこともできますから。もちろん、誤字脱字がなくキレイな文字の方は評価しますが(笑)
 重要なのは、誰かから指摘されたことを真摯に受け止めて反省し、次につなげることができる精神だと思っているので、素直な人であることを第一条件にしています。また女性も積極的に採用していますよ。現時点では女性が働きやすい環境が整っているわけではありませんが、今働いている女性社員が今後、結婚・出産をする際には、退職をするのではなく、どうやったら働き続けることができるか、その都度メンバーと一緒に考えていくつもりです。

──最後にメッセージをお願いします。

井浦氏:今後は賃貸だけでなく、売買等、不動産全般の業務を請け負える会社を目指しています。当社は創業12年ですが、これから入社してくる社員の方でも「創業メンバー」になります。まだまだ未完成の会社ですが、一緒に未来を作り上げていきたい方は、是非ご連絡ください。

企業プロフィール

株式会社アイレントホームロゴ画像

株式会社アイレントホーム企業HP

東京城東エリアに不動産賃貸仲介店8店舗を構え、地元に密着したサービスを提供しているアイレントホーム株式会社。賃貸仲介・管理業務がメインですが、売買事業部もスタートし、社長39歳、平均年齢31歳の若いパワーで社会に新しい風を吹き込む企業として急成長中

インタビュアープロフィール

田口いづみのプロフィール画像

田口いづみ

明治大学法学部法律学科卒業後、 弁護士事務所に秘書として勤務。2006年より『Homes』を運営するネクストグループの営業職として、『人と住まいのベストマッチング」を目指して全国を奔走。トップセールス賞、上半期MVP、下半期MVP、社長賞、グループMVP他多数受賞。

2015年、かねてからの夢であった「人と人とのベストマッチング」を実現すべく、 Premium Marriage Salon 「 Tie the Knot 」をスタート。その他にもシェアハウスのプロデュースやメール営業の講師としても活躍中