不動産業界の注目企業インタビュー
ハウスウェル株式会社　
代表取締役　天池 健二様

お給料が高く、居心地もいい！当然、辞める社員は少ないです

──まず、貴社の雰囲気を教えて頂けますでしょうか？

天池氏:雰囲気は非常にいいです。変な慣れあいはなく、目標達成に向けて努力する仲間という意識でのつながりが強いと思います。実は最初からそうだったわけではなく、部署を跨いだ委員会制度を設けてから、社員同士の結束も固くなり、雰囲気も格段によくなりました。社内のことは社員が考えて決める体制になり、全員が自主的に仕事に向き合うことになったのが、今の会社の成長につながっていると思います。

たとえば、社用車や接客スペースのインテリア、自動販売機の飲み物まで、この委員会で決めているのです。また委員会では仕事で役職に就いていない社員に役職を与えているので、全員が何かしら責任を負って仕事をするというマインドも強くなりました。私は最終的に決まった内容の報告を受けますが、殆ど反対はしないです。社員を信じて、任せています。

センチュリー21加盟店だからこそ可能な研修制度

──社員研修について教えて頂けますか？

天池氏:社員には常に向上心をもって働いてもらいたいので、管理職も含め社員全員が３か月に１度は何かしらの研修を受けるような仕組みにしています。不動産に関しての研修はセンチュリー21加盟店の為、青山にある本部で研修を受けることができます。

センチュリー21本部では、入社式や表彰式等を定期的に開催しているため、普段、エリア密着で仕事をしていますが、それが全国的にどのような評価につながるのかも目の当たりにすることで視野が広がりますし、目標とする会社やライバルが具体的であるため、目標を追いやすい環境にあります。それ以外でも、トーマツの研修カリキュラムや社内独自のファイナンシャルプランナーの研修もあり、日々、誰もが何かしらを学んでいますね。

大切なことはハウスウェル手帳に記載してあります

──評価制度を教えて頂けますでしょうか。

天池氏:社内ルールや評価制度に関してはハウスウェル手帳に全て記載してあります。会社が目指すもの、自分の目指すものを常に確認することができますし、経営者の主観や上司の情ではなく、客観的な評価軸があることを意識して働くことが大切だと考えています。

年収は、もちろん不動産会社なので、営業は頑張った分だけ稼げますよ。賞与等も含めると、歩合率30％といったところでしょうか。20代で1000万円以上稼ぐことも、そう難しいことではありません。その分、ノルマがきついのではと不安な方もいるかもしれませんが、ノルマはなく目標売上という形にしています。当社ではマネージャーがプレイヤーとしては活動せず、マネジメントに徹している為、新入社員であっても、上司と二人三脚で売上をつくれるようにしているため、殆どの営業マンが目標は達成できています。

──年収が高い分、休みも少ないのでしょうか。

天池氏:年間休日は116日あります。残業も多少ありますが、上司がいるから帰れない等の理由ではないので、業務が終了していれば定時で帰れます。土日は出勤になりますが、子供の運動会や結婚式に出席するなどの予定あれば、みんな有給や代休を利用して休んでいますね。

女性社員は事務職が多いのですが、営業も３名います。全員が入社の時点で営業を希望していたので、男性の中で頑張っていますよ。残念ながら、また育児休暇の前例はありませんが、出産後も復帰してもらいたいので、今度は誰かが第一号になった時点で、会社としてもバックアップするつもりでいます。

不動産を売るだけでなく、付加価値のある営業マン

──貴社で求める人材、求められるスキルなどはありますか？

天池氏:当社には賃貸部門、収益不動産売買及び管理部門、住宅売買部門と３つの部門があり、部門間での移動もできますので、不動産業務全般の知識を身につけることが可能です。採用の際は、不動産業の経験は問わない為、未経験の人が多いのですが、それは全く問題がないと思っています。重視するのは、謙虚さや傾聴力。また他人に対して感謝する心です。不動産の仲介は、ただ単に「モノ」を売るだけではなく、お客様の人生を左右するものでもあるため人間性が大切だと思っています。

目指すのは、センチュリー21加盟店ナンバーワン

──今後の展望、今メンバーになる意味を教えてください。

天池氏:全国規模のセンチュリー２１の表彰式に出席する度に「いつかナンバーワンになりたい」と思っていました。昔は遠い夢でしたが、今は実現可能な目標になってきたとう実感がありますので、社員全員で一丸となって大きな目標に向かって邁進しています。