こんにちは、不動産キャリア事務局です。
2019年頃からの新型コロナウィルスの影響で、転職活動の面接時に「Web面接(オンライン面接)」を導入する企業が増加しました。
不動産業界もその一例で、現在もWeb面接を継続している企業は多く残っています。
会社の会議やプライベートでも頻繁に活用する機会が増えたので、何かしらのオンラインツールを使用したことがある方も多いのではないでしょうか。
使ったことがある方も、初めての方も安心してWeb面接が実施できるように解説をしていきたいと思います。
転職活動をしている方、もしくは今後検討している方は是非参考にしてみてください!
Web面接とは?どういったものかを解説
Web面接(オンライン面接)とは、パソコンやスマホなどのデバイスを使いオンライン上で行う面接を指します。
今までは会社へ訪問し対面で面接を行う企業がほとんどでしたが、コロナ渦で非接触を推奨されるようになり、このWeb面接が導入され始めました。
Web面接は企業側・求職者側の双方にメリット、デメリットがありますが、それらを把握したうえで挑むだけでも面接の質があがっていくことは間違いないです。
まずは基本的な部分から抑えていきましょう。
そもそもの流れはどんなもの?
(1)面接案内
面接日の確定後、企業側がWeb面接用のURLを発行します。
面接当日はそのURLへログインをするため、企業から送られてきた案内はしっかり確認しておきましょう。
(2)事前準備
企業によって活用するオンラインツールは異なります。
よく活用されるツールは
- ZOOM
- GoogleMeet
- Teams
ですが、これらによっては事前にアプリのダウンロードやアカウントの作成が必要になります。
オンラインツールの種類が分かり次第、まずはネットで使い方を確認することをおすすめします。
また、
- 周囲の雑音が入らない個室の確保
- Wi-Fi環境
- イヤホンの準備
は必ず本番当日までに確保しておきましょう。
(3)面接本番
遅くとも開始時間の3分前にはログイン完了し、企業側がログインしてくるのを待機出来ていれば無難です。
ギリギリでログインしようとした際に、何かのトラブルで上手くログインできないケースも稀にあるので、余裕を持って進めましょう。
服装は企業から特定の指示がない限り、基本的に対面面接と同じくスーツやジャケットの着用をしてください。
また暗い印象や雑多な雰囲気が出ないように、顔に当たる光の明るさや背景のシンプルさ(物がない壁の前での実施がベスト)も十分に配慮することをおすすめします。
あとは対面面接と同じく、面接官の質問に沿ってコミュニケーションを図って下さい。
対面面接との違いは?
(1)日程調整のしやすさ
移動時間がかからないので、現職で忙しい方も調整しやすいでしょう。
対面面接の場合、往復の移動時間や面接時間を踏まえると、1枠提示するだけでも余裕を持って2~3時間確保しておく方も多いのではないでしょうか。
Webの場合、面接実施の1時間枠を抑えておけばOKなので、企業への候補日程も多めに提示でき、スムーズな調整が期待出来ます。
(2)交通費がかからない
上記の通り、Web面接だと移動の手間が省けるので交通費が掛からないです。
ただし「最終面接は対面で実施」の企業が多いのでその点だけ認識しておいたほうが良いです。
(3)事前確認の違い
対面面接の場合は
- 面接場所の住所
- 交通移動手段
- 移動にかかる時間
を確認します。
Web面接では上記は必要なく
- 面接URL
- オンラインツールの確認
- 個室確保
- インターネットやデバイスの準備
が必要になります。
(4)意思疎通
「対面のほうが意志疎通を取りやすい」という話を求職者の方々からよく伺います。
Webだと若干の時差でテンポが遅れてしまったり、会話が被ってしまうこともチラホラ。
Web面接のメリット・デメリット
メリット
- 地方求職者など含め人材を確保できる幅が広がる
- スケジュール調整がしやすい
- 多くの面接の予定を組むことができる
- 移動時間や移動コストがかからない
- スケジュール調整がしやすい
- 多くの面接の予定を組むことができる
デメリット
- 自社の魅力を伝えづらい
- 通信面トラブルが起こる可能性がある
- 非対面コミュニケーションは慣れないと難しい
- 通信面トラブルが起こる可能性がある
Web面接で気を付けるべきポイント
それではここからはWeb面接で気を付けるべきことを大きく3つに分けて説明します。
機器トラブル
Web面接では機器トラブルは発生しがちです。
うまくログインできない、音が聞こえない、画面が映らない、等。
必ず事前にオンラインツールの使い方や、デバイス(PCもしくはスマホ)の設定を確認しておきましょう。
面接と同じツールを使って事前に知人とWebを繋げてみるのも良いでしょう。
印象
対面と同じく清潔さは重要です。
- 髪型や服装の乱れはないか
- 背景は散らかっていないか
- 画面の明るさは適切か
- 目線が極端に上からもしくは下からのカメラ位置になっていないか
はチェックして下さい。
それだけで画面から伝わる印象が大きく左右されます。
コミュニケーション
対面と異なり意思疎通がしづらい傾向にあります。
表情や雰囲気がお互いに伝わりづらい部分があるので、しっかりと言葉に出してアピールすることはもちろん、相手の話に対して相槌をきちんと打ち「しっかり聞いている」「共感をしている」「理解をしている」ということを伝えましょう。
また身振り手振りを意識的に行うことも効果的です。
薄いリアクションはそれだけで相手の心象を悪くしてしまいます。
よくある質問
実際に求職者の方々からよく受ける質問です。
特にWeb面接が初めての方は不安点が多いと思うので参考にして下さい。
画面外にカンペを準備してもいいですか?
カンペ自体は悪いことではありません。
注意すべきこととしては「カンペを見すぎて終始目線が下がっていないか」です。
Web面接では目線や相槌などがポイントになってくるのでその点は十分に注意しましょう。
※面接官の言ったことを残す際にも、メモ書きに必死になり下向き加減にならないように!
自宅以外の場所で面接をしてもいいですか?
基本は自宅の個室確保に努めてください。
どうしても難しい場合は、コワーキングスペースやインターネットカフェの個室を予約しましょう。
カフェなどのオープンスペースで受けることはご法度です。
PCがないのでスマホ参加でも印象悪くならないですか?
問題ありません。
ただし、各種通知音をオフにするなどの配慮を忘れずに。
画面の映り方も多少変わってくるので、必要であれば固定スタンドや土台を準備しましょう。
機器トラブルが起こった場合はどうすれば良いですか?
事前に企業側の緊急連絡先を確認しておきましょう。
面接用URLの案内を送ってくれたタイミングで緊急連絡先の電話番号を共有してくれる企業もあるので手元に控えておいたほうが安心でしょう。
もし特に共有がなかった場合は、やりとりをしていたメールにすぐ連絡をしてください。
Web面接は不安要素が多い?まとめ
ここまででWeb面接の特徴は理解できたでしょうか?
慣れないことをしなければいけない場合、大抵の方は不安に感じたり億劫な気持ちになってしまうかと思います。
「ただでさえ面接は緊張するのに余計な心配は増やしたくない!」という方もいるのではないでしょうか。
我々転職エージェントであれば、Web面接実施にあたるサポートを行うことが可能です。
実際にWebを試験的に繋げてみたり、そのまま模擬面接を行うことも出来ます。
莫大な数の中からの求人探しや応募準備、上手くいかない面接日程調整など転職にかかる負荷は多いです。
それらを我々が一気通貫で支援をさせていただくことでスムーズな転職活動を実現させることが可能です!
気になる方は是非一度「完全無料の転職個別相談」にお気軽にご予約下さい。