不動産業界ウラ話

【不動産業界ウラ話】「業務委託」で働くとは?メリット・デメリットについて

こんにちは、不動産キャリア事務局です。

不動産業界には、完全歩合制(フルコミッション)という働き方があります。

固定給でなく、自身で売り上げた金額に応じ、取り決めた割合の報酬額があなたの収入になるシステムです。

「将来起業、独立したい」「副業をして収入アップしたい」と考えている方にはオススメです。

その際、企業とは『業務委託契約』を結ぶことになりますが、不動産業界における業務委託形式での働き方について説明します。

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不動産業界で業務委託の形式で働くとは?

まず業務委託とは、個人事業主(フリーランス)として特定の仕事を請け負う働き方です。

その際、企業とは雇用契約ではなく、委任契約や請負契約を結びます。

それにより仕事の内容や報酬、納期などについて企業と取り決めた契約を元に働くことになります。

保険業界など他業界にも業務委託としての働き方はありますが、不動産業界の場合は、取り引き一件の成約で動く金額が大きいため高額の報酬を得られる事があります。

そのため、成約時における歩合率が高額な企業と業務委託契約を結んで働く場合、月給100万以上を目指すことも十分可能です。

上記のことから、不動産業界は業務委託として働くやりがいが特に大きい業界だと言えます。

業務委託で働くメリットとデメリット

業務委託は、企業に雇用されて働く社員と違い『労働法』が適用されません。

業務委託で働くことによるメリット・デメリットは労働法の内容が大きく関わってきます。

具体的メリット・デメリットを確認してみましょう。

メリット1:実力次第で高収入を得ることができる

一定報酬が決められておらず、成果に応じて報酬が決められるので、実力次第では短期間で高収入を得ることが可能です。

メリット2:自分の得意分野に特化して働くことができる

会社では指揮命令に従い、自分の得意でない仕事や希望しない仕事でもこなさなければなりませんが、業務委託の場合では基本的に仕事内容は全て自身で決めることができます。

メリット3:自分のワークスタイルに合わせて無理なく活動ができる

企業に努めている場合とは異なり、出勤義務やノルマなどは一切ありません。

完全に自分のペースに合わせて仕事ができます。

さらに、企業のような特定の組織に所属しないため、人間関係のトラブルは少なくなります。

デメリット1:収入が安定しない

一定の報酬がないため、月によって収入の増減が激しかったり、突然収入がゼロになることもあり得ます。

デメリット2:企業のサポートがない

業務についてサポートしてくれる企業も中にはありますが、基本的には自身で集客から契約・引渡しなど一連の不動産業務を行います。

デメリット3:税金や社会保険の手続きを自分で行う

確定申告や保険料の支払いを自分で行わなければなりません。
会社員として企業に雇用されている場合、社会保険や税金の手続きは会社が行ってくれますが、業務委託では仕事をしながら各種手続きを自分で行わなければなりません。

業務委託で働く際に重要なこと

自身でイチから売上を作る必要があるため、業務委託の形式で働く時には経験や実力、そして不動産に関係する幅広い知識が求められます。
また特に不動産売買は何千万という高額な買い物であるため、誰でもすぐ簡単に営業できるものでもありません。
紹介や独自の人脈などルートを持っている以外の場合、源泉営業の経験がなく反響営業しか経験していない場合は、なかなか活躍することが難しいかもしれません。

自分の好きな場所やタイミングで働くことができ、高収入を目指せる点は大変魅力的ですが、
成果に結びつかなければ全く報酬がなく、すべて自己責任になるので、業務委託として働く際は、メリット・デメリットを十分に理解してから臨みましょう。

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この記事を書いた人
不動産キャリア事務局スタッフ
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