不動産業界基礎知識

『完全週休2日制』と『週休2日制』?年間休日?-求人情報の見方1~福利厚生~

こんにちは、不動産キャリア事務局です。

転職活動をしているみなさん。毎日いろんな求人情報を見て転職先を考えていると思います。

でも、正直な話、見ているうちに違いがわからなくなったり・・・しませんか?同業他社は全部同じように見えてしまったりしますよね。

『完全週休2日制』『みなし残業代』って何?年間休日って何日以上だと福利厚生が手厚いの?

労働条件に書かれる専門用語もわかりにくいですよね。

そんな、重要なのにわかり辛い求人情報の見方について今日は話していこうと思います。

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週休2日制?完全週休2日制?

よく見る『完全週休2日制』という文字。
暦どおりの休日休暇を過ごされている方には、土日休みの週休2日に完全もなにもないんじゃないの?と思う方もいるのではないでしょうか。
あるんです。完全じゃない週休2日制。

休日について国で定められているのは『毎週少なくとも1回の休日』もしくは『4週間を通じて4日以上の休日』です。

『完全週休2日制』は毎週2日の休日があることを言います。
また、完全週休2日制でもシフト制や平日に休みのこともあり、必ずしも土日が休みとは限りません。

それに対して、『週休2日制』は月に1回以上2日の休みがある週があることを指します。

完全週休2日制(土・日)→ 毎週土日が必ず休み
週休2日制(日・第2土)→ 日曜と第2土曜日が休み  など

つまり、言葉としては似ていますが、『完全週休2日制』では8日休みがある月でも、『週休2日制』では休みが5日であったりとかなり異なってきます。

不動産業界の週体制は?

―出典:平成27年就労条件総合調査結果の概況|厚生労働省

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忙しく休みがとれないイメージがあるかもしれませんが、意外と完全週休2日制の企業が一番多いようです。

年間休日○○日・・・それって多いの?少ないの?

年間休日105日、110日、120日・・・求人情報でよく見る数字ですよね。
でも年間で○○日と言われてもそれが多いのか少ないのか、あまりピンとこないですよね。

厚生労働省が発表している平成27年就労条件総合調査結果によると、
全業界全体の労働者1人あたりの平均年間休日総数は113.2日だそうです。
不動産業界の平均年間休日総数は112.7日なので平均とあまり変わらないようです。

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年間休日平均が100日をきる業界もあるので、105日が少ないとは言えませんが、
年間休日120日の企業はかなり休日が多いと言えるでしょう。

気になる福利厚生

社会保険『完備』って何のことを指すの?

『社会保険完備』は『雇用保険』『労災保険』『厚生年金保険』『健康保険』の4つのことを指します。
『雇用保険』は失業した際に、一定条件のもと失業給付を受けることができます。
『労災保険』は就業中に怪我や病気になったときに給付を受けることができます。
『厚生年金保険』は一定の年齢に達すると老齢年金を受け取れたり、基準以上の障害を持ったときや労働者がなくなったときに遺族や労働者が給付をうけることができます。
『健康保険』は病気や怪我をしたときに会社員は医療費負担を3割におさえることができます。

4つそれぞれを書いてあることもありますが、完備している企業で働けると安心ですよね。

ポケットマネーがマイナスになる『交通費支給』?!

交通費、というと会社から支給してもらえるイメージがありますよね。
求人情報に『交通費支給』と書かれていても中には額の上限が決まっていたり、距離の制限が決まっていることも…
もし上限を超えてしまって自分のお財布から出すことになってしますと少し悲しいですよね。
『交通費全額支給』と書いてある企業なら安心です。

他にも、リフレッシュ休暇ノマド手当カムバック制度など企業によっていろんな福利厚生があります。
中には文字だけでは意味のわからない面白い制度も…。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
似ている言葉でもぜんぜん意味が違っていたりと、求人情報にはわかりにくくても重要なことが数多く書かれています。

この求人に興味ある!!でもちょっとわかりにくい・・・そんな時は是非私たちにご相談ください。

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この記事を書いた人
不動産キャリア事務局スタッフ
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