不動産業界ウラ話

【不動産業界ウラ話】建築営業女子に聞く!不動産業界の定休日と休日出勤について

不動産業界で働く人のリアルを追いかける「不動産業界ウラ話」コーナ。
建築営業で働いていたEさん(女性)にインタビュー。
今回のテーマは、ずばり「不動産業界のお休みについて教えて下さい!」です。

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不動産業界ウラ話

よく休みが少ないと言われがちな不動産営業の世界ですが、定休日の設定や休日出勤についてお尋ねしてみました!

答えてくれた方

Eさん・女性
建築営業の会社に勤務、50人程度の企業でお客様以外にメーカーともやり取りをしていました。
年収は600万ほど。

定休日はありましたか?

私は不動産行の中でも建築営業の仕事に携わっていました。
会社として定休日は水曜日と決まっており、その他好きな曜日に休みをとれる週休二日制が採用されていました。
ただし、実際に週2回休みをとれるかというと、ほとんど休日出勤をすることが多かったです。

強制されるわけではありませんが、不動産業界はお客様の都合が最優先なので、休日でも仕事をせざるをえない日の方が多いのが現実でした。
抱えている仕事が多いほど、自発的に休日出勤をしなくてはいけません。
また、休日でもお客様やメーカーなどから確認やクレームの電話がはいることも。
休みであっても常に仕事用の電話が手放せません。

休みはどのようにして決めていたのでしょうか?

休みの決め方は、1ヶ月ごとのシフト制です。
前の月の終わり頃に次の月の休日希望を出し、シフトが決定していました。
しかし、シフト制であってもお客様優先なので急に仕事がはいる事はざらでしたし、プライベートな予定は結婚式など余程のものでない限りは犠牲にしなくてはいけません。
この辺りは会社の風土によっても変わると思いますが、営業重視のところだとその傾向が強い気がします。
また、建築系や戸建て住宅の販売などではゴールデンウィークにはイベントを開催するのが常だったので、この期間は1日も休むことが出来ませんでした。
昔はお盆期間は休業でしたが、ある年を境に会社自体はお盆も営業をするようになりました。
ただ、お盆期間は交代で休みをとることが可能です。

では、連休は夢のまた夢のような…?

いえ、7月から8月の間に夏休みとして連休を取ることも出来ました。
だいたい皆、5日間ほどの連休をとっていましたね。
また、年末年始は12月の31日から3日まで会社が休みとなります。
この期間は流石にお客様からの電話もほとんどなく、メーカーや金融機関も休みの為、しっかりと休むことが出来ます。
不動産業界での休日は、とにかくお客様次第と覚えておいてください。
特に営業はその傾向がかなり強いです。

あとは普段の仕事量次第といったところでしょう。
ただ契約数イコール収入に繋がる営業の場合は、契約をとればとるほど仕事量が増えて休日が少なくなるのが難しいところですね。
しっかり休日をとれる営業は、抱えている仕事量が少ないイコール契約がとれていない人が多かったと思います。
不動産業界全体を見ると、週休2日を実現している人は少ないのではないでしょうか。
あまり、求人に記載されている休みはあてにしない方が良いでしょう。

ワークライフバランスを考える

そうですね、歩合制やインセンティブ重視の給与形態の場合では休むとその分の稼働日数が減るためにお給料に直結するからと言って休みを取らない人も出てきます。
最近ではワークライフバランスの見直しにより定休日の設定や連休、休日の制度をきちんと定めている企業も増えていますから、
応募する企業や興味のある企業の形態がどうなっているのか、事前に確認しておく必要があります。

また、求人票に書かれていることだけではなく実際の有給取得率など気になることがあればエージェントにご相談ください。

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この記事を書いた人
不動産キャリア事務局スタッフ
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