就活準備

履歴書の書き方完全ガイド【例文付き】

こんにちは、不動産キャリア事務局です。

就職活動をしていくにあたって、履歴書の書き方に不安や疑問をお持ちの方もいると思います。

今回は、履歴書を書く前の心構えから、学歴・職歴や志望動機の書き方、採用担当者が見ているポイント、気を付けたいマナーについて解説していきます。

履歴書を作成するうえで必要なポイントを押さえて書類選考を突破しましょう!

採用担当者はココを見てる!履歴書のポイント

手書きの履歴書と指定がなければパソコンで作成しても構いませんが、手書きの履歴書から人物像をイメージする採用担当者もいます。

パソコンを使用する場合は、履歴書フォーマット・テンプレートをインターネットでダウンロードして作成すると良いでしょう。

(参考「yagish」:履歴書をダウンロードする

オリジナルの履歴書を作成する場合、市販のものと内容が異なると、書きたくない項目を削除していると考える採用担当者もいるので注意が必要です。

自分に合ったテンプレートを選んで完成度アップ!

市販の履歴書やダウンロードできるフォーマットには、サイズや記入スペースが異なるさまざまな種類があります。

企業側からの指定がない場合は、A4もしくはB5どちらでも構いません。

ですので、市販のものを購入する際は「自分をアピールしやすい項目の履歴書」かどうかを確認することをおすすめします。

例えば、職務経歴の項目が大きくとってあると、就業経験のない方や経験が浅い方の場合は空白が目立ってしまいますので、志望動機や自己PRの欄などが大きいものや、企業が求めている資格を持っている場合は資格欄の大きいものを選ぶといいでしょう。

自分の経歴やアピールする内容に沿った市販の履歴書や、フォーマット(テンプレート)をダウンロードするようにしましょう。

履歴書を書き始める前の心構え

履歴書を書き始める前に、3つの心構えを確認しておきましょう。

時間に余裕を持って作成する

丁寧に心を込めて書かれた履歴書は、第一印象をアップさせます。

急いで書いた履歴書は記入ミスも多くなるので、提出前ギリギリではなく時間に余裕をもって作成しましょう。

応募企業に向けた履歴書にする

採用担当者が魅力的だと感じる履歴書にするためには、応募企業が求めている人材を理解し、そこで生かせる職務経歴を強調する必要があります。

志望動機も応募企業向けの具体的な内容になるよう意識しましょう。

必ず見直しをする

履歴書の記入にミスがあると、採用担当者に「仕事でもミスをするのではないか」という印象を与えてしまいます。

最後に必ずすべての項目を見直ししましょう。

要注意! 履歴書作成でのNGルール

鉛筆や消せるボールペンなど

履歴書の記入には、

  • 鉛筆
  • シャープペンシル
  • 消せるボールペン
  • 修正液

の使用はNGです。

黒色のペンかボールペンを使用します。

また、インクかすれやにじみにも注意しましょう。

書き間違えた場合は、手間に感じても最初から書き直しましょう。

書き間違いを減らすには、あらかじめ記入する内容を整理した「見本の履歴書」を作成し、それを見ながら書くのがオススメです。

誤字・脱字・略字

誤字・脱字はNGです。

たくさんの履歴書を見ている採用担当者は、小さな誤字・脱字でもすぐに気付きます。

日ごろの癖で使ってしまう略字にも注意しましょう。

空欄

空欄なく記入された履歴書は、採用担当者に誠意と意気込みが伝わります。

資格や賞罰など書く事がない場合には、「空欄=記入漏れ」と認識されることを防ぐため「特になし」と記入しましょう。

古い履歴書の使いまわし

返送された履歴書をほかの企業に使いまわすのはNGです。

日付が古いままになっている履歴書は印象が良くありませんので、面倒でも新しい履歴書を作成しましょう。

項目別!注意すべきポイントとは

履歴書には様々な項目がありますので、項目別に詳しく解説していきます。

基本項目の書き方|日付・氏名・住所など

日付

履歴書に使う日付の年号は、西暦(例:2019年)でも和暦(例:令和)でもOKです。

項目によって記入する年号がバラバラにならないように、表記を統一させましょう。

和暦で記入する場合は、「令和」を「R」とするなど元号を略さず、正式に漢字で記入します。

また、右上の日付は、

  • 持参の場合は面接当日
  • 郵送なら投函日
  • メールなら送付日

を記入します。

氏名・ふりがな

氏名は、姓と名の間にスペースを空けます。

  • 「ふりがな」とある場合はひらがな
  • 「フリガナ」とある場合にはカタカナ

で記入します。

印鑑

印鑑欄がある場合、曲がらないように確認し、かすれやにじみ、欠けが無いよう、しっかりと押印します。

履歴書に押す前に下書き用など別の紙に押印してみると、向きや力加減が分かるのでおすすめです。

欄が無い場合は、応募先から要望がない限り、押印不要です。

基本的には朱肉タイプの認印を使い、シャチハタや実印は使いません。

住所

都道府県から書きます。

ふりがなは、番地を除く町名、マンション名などの建物名まで書きます。部屋番号も不要です。

証明写真

写真サイズは一般的に最大縦4cm×横3cm。

3カ月以内に撮影したものを使います。

胸から上の正面のアングルで顔が髪などで隠れないようにします。

写真の裏に氏名を書いて貼ると良いでしょう。

パソコン作成する際も、写真データを直接貼り付けずに、写真を別印刷して貼ります。

連絡先(電話・メールアドレス)

電話番号は、2つ欄がある場合は、固定電話とスマホなど携帯電話の番号を併記します。

携帯のみの場合は、1つで構いません。

「現住所欄」の下に「連絡先欄」がある場合、現住所と同じであれば「同上」と書きます。

メールアドレス欄が無い場合は、「連絡先欄」にメールアドレスを記入してもOKです。

学歴・職歴欄の書き方

履歴書の「学歴・職歴欄」は、あなたがいつどこでどのような教育を受け、どのような仕事をしてきたのかを伝えるためのものです。

特に新卒の方はアルバイトは職歴に含まれるのか、気になる所だと思います。

こちらもしっかり解説していきます!

学歴の正しい書き方とポイント

  • 学校名、学部・学科名は省略しない
  • 原則として高等学校(入学)から記入する
  • 入学・卒業の年は和暦か西暦表記のいずれかに統一する

学歴欄の1行目には中央に「学歴」と書き、その次の行から実際の学歴を書き始めましょう。

学歴をどこから書くかに明確な決まりはありませんが、高校入学から書くのが一般的です。

「〇年△月 〇〇高等学校 入学」「〇年△月 〇〇高等学校 卒業」と、入学・卒業の年月とともに記入します。

学校名は略さずに正式名称で記入する必要があるため、「高校」ではなく「高等学校」と書きます。

もちろん、大学や短大、専門学校も同様です。

学部名や学科名、専攻についても、採用担当者にあなたがどんな分野を学んできたかを理解してもらえるように、省略せずに正式名称を記載するようにしましょう。

また、卒業時は「卒業」と記入し、大学院の場合は「修了」と書きます。

職歴にアルバイトは含まれるのか?

結論から述べると、基本的にはアルバイト経験を職歴に書く必要はありません。

ただし、例外もあります。

それはアルバイトでの経験が、応募先企業で求められるスキルに直接関係している場合です。

アルバイトを通して、就職後に活かすことができる専門的なスキルを身に付けた場合には、職歴の欄にアルバイト経験を記載することができます。

それ以外のアルバイト経験に関しては、職歴の欄は「なし」となることを覚えておきましょう。

免許・資格欄の書き方

「〇〇免許 取得」「〇〇検定 合格」のように記入します。

免許や資格は古い順に記入してもよいですが、応募先企業や志望職種に役立つものから書くと採用担当者の目にとまりやすくなります。

志望動機・自己PR欄の書き方(例文つき)

履歴書によっては、自己PR欄がなく、志望動機欄のみの場合もあります。

志望動機には、「その企業や職種を選んだ理由」を

  • これまでの経験やスキル
  • 仕事に対する意欲

に紐づけて書くと良いでしょう。

自己PR欄がある場合は、部活やアルバイト等での経験やスキルとともに成果やエピソードを加えて書きます。

また、文字数は200~250文字程度が目安です。

例文:志望動機

「個人のお客さま一人ひとりのニーズに応えて最適な住まいを提案する提案営業の仕事に魅力を感じて貴社を志望します。

私は、テーマパークの案内係のアルバイトを通じて、お客さまのご要望やお困りの状況に的確にお応えすることで、お客さまが笑顔を取り戻されることにやりがいを感じていました。

貴社においても、お客さまのニーズを丁寧にヒアリングし、より良い提案ができる営業として、お客さまの笑顔を生み出す仕事をしたいと思います。」

例文:自己PR

「毎日の自主練習で、公式戦のレギュラーに。私の強みは粘り強く最後まで取り組むことです。

入学して初めての野球の試合は補欠からのスタートでしたが、悔しさをバネに朝300回・夜700回の素振りを毎日続けたことで打撃に自信を持つことができ、レギュラーになることができました。

また、粘り強く続けたことでチームメイトや監督からの信頼も強くなり、最後の公式戦では4番打者を任されました。

この経験を活かして貴社でも粘り強く物事に取り組み、会社に貢献します。」

まとめ

いかがだったでしょうか。

履歴書は就職活動において自分をアピールするために必要なものです。

採用担当にとってはあなたへの第一印象にあたります。

今回解説したポイントをしっかり抑えて、就職活動を有利に進めていきましょう!

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この記事を書いた人
不動産キャリア事務局スタッフ
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