不動産業界で働く人のリアルを追いかける「不動産業界ウラ話」コーナ。
今回のテーマは、ずばり「不動産業界のお休みについて教えて下さい！」です。
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不動産業界ウラ話
WEB担当として勤務した経験のあるGさんは、物件情報の入力やホームページの更新以外にもお客様と接する機会が多いマルチプレイヤーでした。
不動産業界の会合で見聞きする地元以外の情報や、女性だからこそ思う休日取得のタイミング。
営業とは少し違った視点で思う「不動産業界の仕事と休日について」は興味深いお話です。
Gさん・女性
40人ほどの不動産管理会社でWEB担当として勤務。
年収は300万ほど。
WEB担当の休日とは
私が勤務していた不動産会社はお盆と年末年始以外に決まった定休日というものはありませんでした。
そのため、社内で物件情報を管理するシステムに入力をしたりホームページを更新するWEB担当として勤務する私は土曜日と日曜日は出勤で、水曜日と木曜日が休日でした。
営業担当と同じような休日の取り方だったと思います。
同じ事務職でも職種によって違いはありましたか？
一方で総務系や経理担当の人は銀行との関係があったのか、土日が休みでした。
業務の効率の点から見ると、同じ事務職でも休日の取得が分散していると誰かが対応できるので良いと思います。
また、私はWEB担当として入社したのですが時には賃貸物件の案内も行いました。
特に土日しか物件を見られないお客様もいますし、特に日曜日は地元の不動産屋は休みのところが多く、その点で私の在籍していた会社のように土日に営業している店舗は需要があったと思います。
特に賃貸物件の場合は引っ越しが多くなる3月が圧倒的に忙しく、その時はかなりの物件に案内に行きましたし退去の確認を手伝うことも多くありました。
実際にお客様とも接する機会が多いのですね！
店舗のある場所以外、特に地方に住んでいる方が物件を探す時、事前にホームページに掲載されている物件の情報を見てからお部屋の内見を希望しているお客様が多かったように思います。
来店の日取りを決めたり、お客様が追加で知りたいと思う情報をお送りしたりすることが日常の業務でした。
お客様が実際に来店するまではメールでのやり取りが主になっていたので、改めてWEBで情報公開を行うことの重要性を感じていました。
地域差もある休日の様子
私は不動産業者の全国的な集まりに参加し、そこで他の地域の不動産業者の人達と交流する機会がありました。
そこで聞いてみると土日に休む不動産屋は少なく、やはり水曜日が定休日というところが多かったように思います。
地域性もかなりあり、私の地元では日曜日は休日で土曜日は隔週で休みの不動産屋が多いようでした。
そのため勤めていた会社のように年中無休でお盆と年末年始だけが休業というところは少なかったように思いましたが、フランチャイズ加盟店やたくさんの店舗を持っている企業など、会社の規模によって違うのかもしれません。
女性の視点から見て、不動産業界の休日はどのように思いますか？
特に既婚者で小さな子供のいる女性にとっては平日に休日よりも、土日が休日の方が働きやすいようです。
学校や子供会の行事などもありますし、やはり子供と休みが合うのでその方が働きやすそうでした。
ただ、個人懇談や平日に休みが必要な場合もあるので、ある程度融通のきく不動産業界は休みが取りやすいのかもしれません。
一方、お客様の立場になって考えてみるとやはりいつも営業している不動産屋の方が利用しやすいと思います。
私は水曜日と木曜日が休みでしたが、会社は営業していたので休みにも関わらず会社の人から電話が来たことが何度かありました。
そんな時は自分は休んでいても、会社が営業中だときちんと休むことができないような気がしますよね。
お客様の立場と社員の立場をそれぞれ考えると難しいところですが、働き方改革の観点から見てもやはり1週間の中で休日をきちんと決めた方が良いのでは？と思うことは多かったものです。
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