不動産業界ウラ話

不動産業界におけるホワイト企業とは?

転職で企業を決める時には誰しも企業を見極めて
自分にとって働きやすい環境で働きたいと考えることと思います。
また不動産業界はブラック企業が多いのか?という疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は「不動産業界におけるホワイト企業」について考えてみたいと思います。

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不動産業界はブラック企業が多いのか

業界に関わらず企業の社風や管理の仕方によって、ブラックと呼ばれる企業もあります。

不動産業界において、一口に不動産業と言っても、開発や管理をメインとしているところもあれば、売買や仲介業のみのところ、自己所有の物件の賃貸などをしている会社など事業も様々。
また、その中で職種も様々でますが、不動産業界は全体的に利益率が高く、そして利益の出し方にこだわる傾向があります。
そのため成果・利益が上がれば社員の働き方は重視しない、社員に対しても正当な報酬を出さないといったブラックの面が見えてきてしまうことがあるのです。

また、どの業界でも見られることではありますが、不動産業界でも営業社員の競争を重視する傾向が強く見られます。
これも上手に管理をすれば業績を上げるための良い方法となりますが、やはり厳しく社員の競争をあおり、ブラックという印象が強くなってしまうこともあります。

とはいえブラック企業と言われるような会社は、全体の中では少数です。
多くの企業は正当に実績評価がされたり、社風や働きやすさなど年々改善されている企業も多く存在します。

ホワイト企業を見分ける~待遇~

不動産業界では、成績に応じたインセンティブ制度を導入している企業が多いです。
それが一つのモチベーションになったり、企業側もそれぞれの能力や努力を正しく評価することにもつながります。

しかし、インセンティブが極端だと、しっかりと給与が支払われないブラック企業となってしまいます。
そのため、見極めとしては固定給の額を比較することが肝心です。固定給が平均的で、それだけでも一般的な額となっているかどうかを見ましょう。
その上で、インセンティブやボーナスが成果に応じて上乗せされる形となります。

一方でブラック企業の場合、インセンティブがとても高くて「月給○○万円以上可能」というように、業績を出せば高収入を得られることを強調する傾向があります。
しかし、その裏では固定給がとても低いという現実があります。
実際には、高収入を上げるだけのインセンティブを得るのがなかなか難しいという状況に陥ってしまいます。

また、残業が非常に多く、サービス残業を強いられるというのもブラック企業と呼ばれる特徴です。
一方で、固定された年間休日数が多くて、特に有休を取らなくても休みを取れる事業所はホワイト企業として考えることができます。

またお客さんの都合などで休日出勤をしないといけない事情が生じた場合、振替休日を取れるかどうかもポイントとなります。
企業情報で、有給休暇消化率をそもそも公表しているかどうかを見ると共に、他の会社と比較して高い率なのかも見てみましょう。

ホワイト企業を見分ける~業績~

業績が良い企業ほど余裕がありますので、職場環境も充実する傾向があります。
そのため、転職先を探す時には、必ず企業の業績をチェックしましょう。企業のホームページのIR情報で見るなどチェックすると良いでしょう。

業績を数字で確認できない場合は、福利厚生を見ることもポイントです。
やはり福利厚生が充実しているところは、社員にも手厚く安定しているところが多いです。

とはいえ、ベンチャー企業はまだ制度が整っていない場合もありますので
ベンチャー企業の場合は福利厚生が少ないというポイントだけで見極めることは難しいです。
そのため制度の有無だけでなく、例えば「有給が取得しやすいか」など制度の使いやすさ、取得率などを見ると良いでしょう。

ホワイト企業を見分ける~社風・人間関係~

職場の雰囲気になじめないと、ストレスが溜まりやすく長く働くのは難しくなります。
組織としてまとまりがあったり、人間関係・コミュニケーションの取りやすさなどは重要です。

そのため、事前に会社説明会に行ってみる、面接時に社員の方の雰囲気やオフィスの様子などを見てみると良いでしょう。
また、OBや実際に働いている人に聞いてみるというのも有効です
転職サイトでは現役へのインタビューやアンケートをしてくれるところもありますので、それらから情報収集するのも一つの方法です。

まとめ

不動産業界は能力を発揮することができれば、給料などの面で高い評価を得やすい場となります。
そのためにも、安心して働ける職場で働けるように、固定給の額や業績、福利厚生などをチェックすると共に、職場の雰囲気なども見てみると良いと思います。

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この記事を書いた人
不動産キャリア事務局スタッフ
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