不動産業界の仕事を知ろう

リノベーション営業とは 不動産業界の仕事を知ろう2

こんにちは、不動産キャリア事務局です。

一口に不動産業界といっても職種はその分野によってさまざま。

当コラムでは、不動産業界でのお仕事についてご紹介します。
『不動産業界のことがまだよくわからない』という方は、是非チェックしてくださいね!

古い物件を新しくするリノベーションの仕事。

『企画するのにやりがいがありそう!』『おしゃれそう~』
そんなイメージ、ありませんか?

今回はそんなリノベーションの仕事についてご紹介です。

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おしゃれ?やりがい?リノベーション営業とは?

リノベーションとは、住宅やビルなど建物に大規模な工事を行って、新築の状態よりも良い性能にしたり、価値を高めたりすることをいいます。

例えば、古い和室のマンションの一室を、人気なデザイン性のあるワンルームにしたり、古い木造一戸建てを暮らしやすい間取りの現代的な住宅にしたり。

不動産の価値の向上、古いものを生かすエコ、低価格で間取りやデザインを企画できる・・・それがリノベーションです。

リノベーションとリフォームの違い

不動産を工事して改善するってつまりリフォームでしょ?そう思う方もいるかもしれません。

『リノベーション』と『リフォーム』の2つは曖昧なところも多いですが、以下の点で異なってきます。

  • 不動産の性能
    リフォーム:新築の状態への回復、新築以下の性能
    リノベーション:新築のとき以上の性能
  • 規模
    リフォーム:システムキッチンや風呂場の入れ替え、壁紙の貼り替えなどの小規模な工事
    リノベーション:内外装や間取りの変更、水道管や電気設備の変更など大規模な工事

簡単に言うと、
リフォームがマイナスを0の状態にするのに対して、リノベーションはマイナスや0のものを+αにするものです。

リノベーション営業の仕事

対象になる中古の物件を仕入れ、その物件にあったリノベーションを企画し販売するのがリノベーション営業の仕事です。

1)物件の仕入
不動産会社や金融機関などから情報を得て、対象になりそうな中古不動産を仕入れます。

2)リノベーション企画
地域・物件の種類・想定される顧客層から間取り・デザイン・設備などの内容を企画します。

3)リノベーション工事
社内もしくは外注先の設計・施工チームと協力して工事を見守ります。営業が行うことは施工スケジュールの管理などです。

4)完成・受け渡し
完成した物件を販売します。一般顧客に直接販売する会社もあれば、仲介会社に販売してもらう会社もあります。

以上が簡単なリノベーション営業の仕事の一例です。

もちろん、会社によって営業スタイルも営業が任せられる範囲は変わります。
仕入れと企画が別々の会社もあれば、担当が一貫して行うところも。

また、仕入れてきた物件を買い取ってリノベーションして販売する『買取再販』の会社もあれば、会社は仲介して顧客が購入したものをリノベーションする会社もあります。

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リノベーション営業の魅力・やりがい

リノベーション営業の1番魅力は、企画でしょう。

自分が考えたデザインをかたちにできる。
お客様に喜んでもらえる。
古く誰にも振り向いてもらえなかった物件を魅力的に生まれ変わらせることができる。

そんなことに魅力を感じる方はリノベーション営業が向いてるかもしれません。

魅力的なリノベーション営業の仕事。じゃあ大変なところは?

リノベーション営業の大変なところ

『企画』するからこその難しさ

『創る』仕事である企画。
一般的な仲介とは違って商品を流通させるのみの仕事ではないので、企画力や求められていることを察知する力、発想力などが必要かもしれません。

多様な人と関わる折衝力が求められる

物件を買う人、売る人、施工する人…社内外様々な人と関わるのがリノベーション営業の仕事です。

『このデザインにしたい』
『低価格な施工をしたい』
『高い金利で貸したい』

そんな、様々な人の思いをまとめる折衝力が必要とされます。

複数あるリノベーション会社、じゃあどう選べばいい?

事業内容の違い

リノベーションといっても規模間など企業によって違います。

コストを抑えたアレンジ性の低いリノベーションや、逆に『スケルトン』という物件内を全て解体・撤去するリノベーションもあります。

また、事業内容としてはコストを抑えた点で顧客から人気のあるコスト重視なのか、費用が高くても顧客の理想とするデザイン等を重視するのか。

買取再販なのか、売買仲介にリノベーションを行うのか。

これらの違いによって営業スタイルなども変わってくるので意識してみるとよいでしょう。

扱っている物件の違い

扱っている物件の価格帯や対象としている顧客層、これらによっても会社ごとに特色が出てきます。

例えば、低価格でマンションのみだったら専門的に取り組むことができ数をこなせることが魅力ですが、逆に様々な物件を扱うところでしたら幅広く勉強することができます。

また、1件ごとの案件の規模が大きければ数はこなせませんが、大きい仕事に携われるやりがいがあるでしょう。

給与体系

固定給で安定して働けるのか、インセンティブで稼げるのか、給与形態も会社によって様々。

チェックが必要でしょう。
特にインセンティブ制の場合は商品の価格帯やこなすことのできる案件数によってかなりかわってきます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
古いものを生かして様々な人とかかわりながら『つくる』仕事、リノベーション営業。

ご興味をお持ちの方はぜひ応募してみてください。

また、会社ごとの違いがわからない…もっとリノベーションについて、不動産業界について知りたい!という方はお気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人
不動産キャリア事務局スタッフ
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