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三井不動産レジデンシャルの年収は高い?転職のコツも解説

こんにちは、不動産キャリア事務局です。

2005年に設立された三井不動産グループの子会社である三井不動産レジデンシャル。

286社もの子会社の中でもトップに出るくらい主要な会社として挙げられる三井不動産レジデンシャルですが、主に戸建て・中高層住宅等の分譲を行っています。

三井不動産グループの子会社と言えど、大手企業に変わりはありませんので、三井不動産レジデンシャルへの転職に興味のある人が多いのではないでしょうか。

この記事では、平均年収から待遇面まで幅広く解説していきますので、理解を深めていきましょう。

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三井不動産レジデンシャルの平均年収

親会社である三井不動産は上場企業なので平均年収が公開されています。

しかし、三井不動産レジデンシャルは非上場企業のため、有価証券報告書で正確な平均年収を確認することはできません。

三井不動産レジデンシャルのキャリア採用ぺージに掲載されている情報では、600万円〜1,150万円程度となっています。

この年収幅で計算すると、三井不動産レジデンシャルの平均年収は875万円程度であることが分かります。

国税庁「令和2年分 民間給与実態統計調査」によると、日本の平均年収が433万円なので、三井不動産レジデンシャルの平均年収は高水準です。

職種別

三井不動産レジデンシャルの新卒採用ぺージによると、

総合職
  • 大卒:年収約294万円(月給¥245,000)
  • 修士了:年収約303万円(月給¥252,700)
一般職
  • 大卒:年収約234万円(月給¥195,000)
  • 修士了:年収約239万円(月給¥199,200)

これに各種手当や年2回の賞与が加算されます。

日本最大級の口コミサイト「エンゲージ 会社の評判(旧:ライトハウス)」では、このようなデータが確認できます。

営業系(営業、MR、営業企画他) 684万円
企画・事務・管理系(経営企画、広報、人事、事務他) 625万円
クリエイティブ系(WEB・ゲーム制作、プランナー他) 550万円

競合他社との年収比較

三井不動産 1,269万円
三菱地所 1,246万
東急不動産 1,058万
野村不動産 1,034万円
住友不動産 713万円

※2023年3月期

前述の通り、三井不動産レジデンシャルは非上場企業のため平均年収を開示していませんが、キャリア採用ぺージでの平均年収は875万円です。

住友不動産よりは高い年収ですが、競合他社と比べると低い方かもしれませんね。

三井不動産レジデンシャルの企業概要

三井不動産グループの主要な子会社である三井不動産レジデンシャルですが、日本の平均年収より高いことが分かりました。

そんな三井不動産レジデンシャルですが、どんな環境で働いているのでしょうか。

三井不動産レジデンシャルのホームページに公開されている情報を元に、解説していきます。

企業情報

健康経営に優れた企業として「健康経営優良法人2023(ホワイト500)」に2年連続で認定されるほどの実績がある三井不動産レジデンシャル。

総合職社員数751人のうち、2023年度入社の約25%がキャリア入社です。

さらに、総合職入社の男女比(※2018~2023年)は、

  • 男性:56%
  • 女性:44%

と、そこまで男女差はないので、男女分け隔てなく働ける環境です。

また、フレックスタイム制が導入されているので、自分に合った働き方が実現できるでしょう。

福利厚生

休日 年間休日120日以上(週休2日制)
休暇制度 夏季特別休暇、年末年始休暇、連続特別休暇、産前産後休暇制度など
各種手当 交通費全額支給、資格手当、家族手当、時間外勤務料など
教育制度 階層別研修、新入社員研修、実務研修、海外研修制度など
昇給 年1回

大手不動産会社だけあって、かなり充実した福利厚生です。

残業・ボーナス

「働き方改革は進んでいるので、昔のようなひどい残業はないです。」
「残業した分は申告通り支払われる仕組みだったため、特に問題はない。」
「ボーナスは約3ヵ月分、契約社員でも約2ヶ月分出る」

といった口コミがエンゲージ 会社の評判(旧:ライトハウス)に寄せられていました。

賞与は年2回支給されるので、大手不動産会社らしくちゃんとした処置はなされているようです。

年収の評価や口コミ

三井不動産レジデンシャルの平均年収は高水準であることが分かりましたが、実際の社員の声はどうでしょうか。

エンゲージ 会社の評判(旧:ライトハウス)に寄せられた年収の評価や口コミを紹介します。

良い評判

  • 男性/退職済/在籍11~15年/正社員
年2回の賞与は、業界内では相当のハイレベルな金額が支給される。
  • 男性/営業系/正社員
普通に仕事をしていれば、40歳で1,000万円は超えるので業界の中では悪くない。

悪い評判

  • 女性/在籍6~10年/正社員
給与には満足していますが、昇進昇格は事務にはありません。
  • 女性/退職済/非正社員
新卒で入社から階級が上がるまでは低めの設定で、残業代で稼いでいる感じ。完全なる年功序列。

三井不動産レジデンシャルに向いている人

なんとなく働くイメージができてきたところで、どんな人が三井不動産レジデンシャルに向いているのでしょうか。

大手企業に勤めたい人

三井グループである三井不動産レジデンシャルで働くことで、売上高が好調で知名度も高く将来性があると言えます。

中小企業のように、自分の提案がすぐに通って実現できるかと言ったら難しいですが、大手企業「三井」のネームバリューを活用して働きたい人には向いているでしょう。

大きな案件に携わりたい人

不動産業界では、街のプロジェクトともなるほど大規模な案件もちらほら。

そんな大きい案件は、知名度がそこまで高くない企業へはなかなか依頼は来ないでしょう。

実力があってもこなせる案件の大きさが制限されてしまう可能性もありますので、将来的に自分のやりたいことは何かしっかり見直すことをおすすめします。

そこで、大規模な案件を任されることがやりがいにつながる、と感じた人こそが向いている会社です。

安定した給与を望む人

口コミでもありましたが、年功序列な会社のため営業成績を残してもグッと年収が上がることは難しいようです。

しかし、年次を重ねるごとにその年収は上がり、40代では1,000万円を超えるという声もありましたので、安定した環境で長く働きたい人におすすめです。

三井不動産レジデンシャルへ転職するコツ

新卒採用もキャリア採用も随時行っている三井不動産レジデンシャルですが、その倍率は決して低くありません。

不動産キャリアエージェントは、不動産業界専門だからこそ、エージェントも分野に精通しています。

質の高い面接対策も無料でサポートしていますので、まずは相談してみることをおすすめします。

求人例

2023年12月時点では、

  • キャリア採用で総合職
  • 新卒採用で総合職と一般職

の求人が公開されています。

新卒採用「総合職」

企画・外部折衝・判断等の高い専門性・創造性が求められる業務を担当します。

住宅事業(賃貸/分譲)から総務・人事等に関する業務まで、計5つの業務に分かれます。

新卒採用「一般職」

習熟や自社固有のノウハウの活用が必要となる業務を担当します。

契約業務から予算管理や決算業務まで行います。

転職の流れ

  1. プレエントリー
  2. 本エントリー
  3. 書類選考
  4. WEB適性検査
  5. 一次面接
  6. 最終面接
  7. 内定

三井不動産レジデンシャルの採用ぺージに設置されたエントリーフォームまたは各種求人媒体へ応募します。

面接までの道のりは長いので、やはり転職エージェントに相談して対策をしておくことがベストでしょう。

安定した経営基盤で長く働くなら三井不動産レジデンシャル!

三井グループの主要な子会社である三井不動産レジデンシャルの平均年収は約875万円だと分かりました。

ただ、キャリア採用の初年度年収は600万円〜1,150万円程度と年齢や経験などを考慮して決まります。

年功序列な会社ではありますが、年次を重ねるごとに年収はどんどん上がっていきますので、安定した環境で長く働きたい人にはおすすめです。

採用人数を固定していなかったり、再度キャリア採用へ応募することも可能なので、転職エージェントを上手く活用して転職を成功させましょう!

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この記事を書いた人
不動産キャリア事務局スタッフ
不動産業界の就職・転職に関するお役立ち情報を不動産キャリア事務局スタッフが提供します。 不動産キャリアは、業界最大級の求人数を誇る求人サイトなので、 賃貸・売買仲介の営業だけなく企画・開発やマーケティングなど職種も豊富です。 無料サポートも充実している不動産キャリアAgentも活用することで、転職できる可能性が高まります。