転職Q&A

第二新卒にとって不動産業界はおすすめ?選考のポイントを解説!

こんにちは、不動産キャリア事務局です。

今回は、「第二新卒の転職」について触れていきます。

転職先の企業は、採用を進める際に「どういう人に入社してほしいか」の計画を事前に立てています。
そこで、第二新卒の求職者をターゲットにしている企業も多く存在します。

「第二新卒ならでは」のメリット・デメリットを理解しつつ、不動産業界への転職に有利になるポイントを一緒にみていきましょう!

不動産キャリアエージェント[簡単1分] 不動産転職のプロに話を聞く※今すぐの転職をお考えでない方でもご登録・相談可能です。

そもそも第二新卒とは?

そもそも、「第二新卒」とは何を指すのか。

第二新卒

一般的には、一度就職した後、数年以内に離職し(主に3年程度)転職活動を行なう人のことを称します。

定義として正式に定められている訳ではないため、企業毎に捉え方がまばらではありますが、多くは20代半ばまでを指しています。

学校卒業後、正社員として就職したあと、およそ3年程度以内で転職をする方
※正式に定められているわけではありません

既卒

一方、学校を卒業後に正社員として企業に就かず、アルバイトや業務委託等の経験のみ積んでいる方の場合は「既卒」に区分されます。

求人の中には何かしらの正社員経験を必須とするものもあるため、その場合は第二新卒なら応募可能ということになります。

学校卒業後、一度も就職したことがない方(社会人経験がない)、もしくは正社員以外の働き方(アルバイト・業務委託など)をしている方

第二新卒にとって不動産業界は狙いめ?

求人媒体を見ながら転職先を定めようとしている方も多いのではないでしょうか。

第二新卒は「転職が初めて」という方が多いので、色々な求人を見ながら企業の情報を掴んでいく進め方は良いと思います。

しかし同時に「求人数が多すぎて絞れない」という悩みもあがってくるので、ここでは「不動産業界」に狙いを絞ってみていきましょう。

第二新卒が不動産業界を目指すメリット

頑張ってもお給料が上がる気配がない
誰か先輩が辞めない限り、役職のポストが空かないので昇格できない
このままずっと今の仕事を続けてもキャリアアップするイメージがつかない

上記は、第二新卒の求職者からよく聞く転職理由です。
「現状の待遇や環境に不満を持っている」という相談が多いのです。

現状に満足せず、数年先を見越して「成長」をしていきたい方が不動産業界を転職先に選ぶケースが多くあります。

その理由としては、不動産業界の特徴が大きく影響しています。

不動産業界を選ぶ理由
  • 頑張った分だけお給料に反映されるインセンティブ制度が他業界より充実している
  • 年功序列ではなく成果やポテンシャルで評価をしてくれるのでスピード出世が可能
  • 大きな額を扱うので、スキルが身に付きやすい

「20代のうちにどのような経験を積むか」によって今後の経歴にも大きく影響します。

不動産業界は大変な働き方を強いられるイメージもあるかと思いますが、「自分に合った働き方が出来る企業はどこなのか」の選定をしっかり行えば、良い企業と巡り合える可能性は高くなるでしょう。

おすすめの不動産の職種

では、実際に不動産会社で働くイメージを持つために、おすすめの職種を解説していきます。

企業側から見ても、第二新卒採用には経験者採用とは違ったメリットがあります。

賃貸仲介営業

業界未経験、且つ営業経験がない方でも1番チャレンジしやすいです。

問合せのあったお客様に対して丁寧な接客を心掛け、おうち探しのサポートをします。

なので、「コミュニケーション力」があれば採用の可能性が高くなります。

売買仲介営業

営業力を身に付けたいという方におすすめです。

経験者を募集している企業が多いですが、稀に「未経験歓迎」の求人もあります。

そのような求人はとても貴重なので、ぜひ積極的に応募してみましょう。

投資用不動産販売営業

とにかく稼ぎたい・ガッツに自信があるという方に1番おすすめの職種です。

多くの企業は「やる気のある方」をターゲットに募集をしています。

年齢や学歴、経歴に関係なく挑戦しやすい職種といえるでしょう。

事務職

無理なく働きたいけど責任感のある仕事がしたいという方におすすめです。

不動産の事務は大きな額を扱う契約が多いので、事務ポジションも重要な立ち位置となります。宅建の資格を取得して挑んだほうが有利になります。

第二新卒のメリット・デメリット

上記で述べた通り、不動産業界とひとことで言っても、職種は様々です。

しかし、共通して言えることは第二新卒にはポテンシャルを期待しているという点です。

第二新卒のメリット

  • 若さや元気の良さ最大の強みとされ、営業職に最適と判断されやすい
  • 他企業の色がついていないため、素直な方が多く指導しやすいと思われる
  • 新卒や既卒と違い、ある程度の社会人としてのマナーが備わっている

上記のように、若さやマナー等の最低限のスキルが備わっていれば、素質が認められ採用に至る可能性もあります。

しかし、すべての企業に当てはまるとは限りません。

中には、第二新卒をデメリットとして評価する企業も少なくありません。

その理由としては、特に下記の項目になります。

第二新卒のデメリット

  • 3年以内に前職をやめているので「仕事が長続きしない人」という評価をされてしまう
  • 社会人経験が浅いため、同業種の転職ではないと戦力にはなりにくい

30代以降の転職に比べ、その人のポテンシャルや適応力の面を評価する採用となる第二新卒ですが、やはり「仕事が長続きしない人」「採用してもすぐに辞めてしまうのではないか」という点が一番のデメリットとなります。

「なぜ早期退職に至ったのか?」
「そこから不動産業界を選んだ理由は?」
「不動産業界でなければいけない理由は?」

しかし、このあたりの理由をしっかりと説明すれば、上記で挙げた2つのデメリットを払拭できる可能性も十分にあります。

第二新卒が転職を成功させるポイント

退職理由を振り返る

上記で挙げた通り、早期離職の理由が選考に大きく影響します。

マイナス要因の理由であることは否めないケースもありますが、それで留まらせずに「なぜそう感じたのか」「自分はどうしたかったのか」など理由をどんどん深堀りしていき、真意を見出したうえで論理的に退職理由を述べれるよう準備をすることをおすすめします。

自己分析で自分の強みと弱みを知る

第二新卒は、まだ市場で武器となる経験値を持っていないケースもあります。

だからこそ「自分はこういう強みを持っている」と積極的にアピールをする必要があります。

同時に自分の弱みも把握する事で「ここを乗り越えれば自分はもっと成長できる」という伸びしろをアピールすることもできます。

企業側には真剣さが伝わって好印象になるでしょう。

転職先の志望動機はポジティブに

企業側は、保守的な志望理由の方は採用したがりません。
第二新卒枠の採用であればなおさらです。

「企業成長の一員になってくれそうな方」「良い影響を出してくれそうな方」など、「この人と一緒に働きたい!」と思ってくれるかどうかがポイントです。

そのために、選考企業がどういう人物を求めているのか、どういう理念を持っているのかは事前に情報を掴んでおきましょう。

選考対策を入念に行う

履歴書、職務経歴書の作成

選考は書類提出からスタートします。
誤字脱字はもちろん、書類全体の見栄えや内容などは十分注意しましょう。

企業理解

上記で述べた通り、どこまで企業理解をしているかは重要です。

事業展開や募集要項の内容は最低限必ず理解しておき、どういう人物を求めているかや企業理念も同時に調べておきましょう。

面接対策

第二新卒の方に限らず、転職を検討する全員に共通する課題として「面接では緊張してしまって、本領を発揮出来なかった」というケースが多く発生します。

面接慣れしていない若手の方であればなおさら緊張してしまうでしょう。

なので事前の「面接対策」が重要になってきます。

  • 声に出して志望動機を述べる練習をする
  • 想定される質問に対しての回答を準備しておく

などをするだけ面接当日の緊張具合や進み方も変わってくるでしょう。

第二新卒の転職活動は慎重に

いかがだったでしょうか。
転職先は今後の自分の人生を大きく左右する、大事な選択となります。

とはいえ、転職活動に不慣れなのでどう進めていけば成功するか分からないという方も多いでしょう。

そういう場合は転職エージェント(人材紹介会社)を活用することをおすすめします。

「人材紹介会社」を活用した転職活動の「5つのメリット」こんにちは、不動産キャリア事務局です。 突然ですが、みなさんは「人材紹介会社」を利用したことがありますか。 一般的には企業ホ...

不動産キャリアエージェントでは、上記で挙げた「第二新卒が転職を成功させるポイント」に沿って、転職サポートをいたしますのでぜひお気軽にお問合せください。

不動産キャリアエージェント[簡単1分] 不動産転職のプロに話を聞く※今すぐの転職をお考えでない方でもご登録・相談可能です。

この記事を書いた人
不動産キャリア事務局スタッフ
不動産業界の就職・転職に関するお役立ち情報を不動産キャリア事務局スタッフが提供します。 不動産キャリアは、業界最大級の求人数を誇る求人サイトなので、 賃貸・売買仲介の営業だけなく企画・開発やマーケティングなど職種も豊富です。 無料サポートも充実している不動産キャリアAgentも活用することで、転職できる可能性が高まります。