こんにちは、不動産キャリア事務局です。
不動産営業は、他業界からの転職者が多い業界です。
実力主義な面も多いため、「年収UP」を目的に他業界から転職するケースが多いです。
しかし不動産営業というとハードなイメージもあるため、
「年収UPのため転職したいけど、実際は何歳まで働けるのか?」
「業界未経験からの転職は、何歳まで可能なのか?」
といった質問もよくいただきます。
今回は、不動産の仕事と年齢に関する疑問を実例と併せて解説していきます!
目次
不動産営業として働ける年齢とは
不動産営業は、体力が必要という点から「何歳まで働けるのか?」と不安になる方も多くいます。
実際のところ、個人の能力次第ではあるため何歳まで働けるとは言い切れません。
そのため、事前に不動産営業としての分岐点となる年齢と理由を知り、計画を立てておくことがおすすめです!
1番成果が出る年齢とその理由
成果が出しやすいのは「40代」と言われています。
20代30代で経験を積み、スキル取得や人脈作りを形成させることで、40代では成果に繋げやすくなることが多いからです。
40代までに成果が出るスキルや環境を作っておくことで、不動産営業として長く活躍ができます。
厳しいと感じる年齢とその理由
不動産営業として厳しいと感じる年齢は、個人のスキルにもよるので様々ですが、よくご相談いただくのは30代後半~40代です。
よく聞く理由としては、
- 体力的に営業職を続けるのは厳しい
- 10年以上営業を経験し、モチベーションが低下してきた
などがあります。
不動産営業に限らず、仕事をするうえで働き方への不安やモチベーションの低下はやってくることですので、長期的なキャリアプランを考えておくことが必要です。
不動産営業への転職は何歳までできる?
不動産営業は他業界からの転職も多く、よく「年齢不問」「未経験歓迎」と書かれている求人を見かけます。
不動産業界未経験の場合、実際のところ何歳まで転職ができるのか、どういったスキルを求められるのかについて解説していきます。
20代の場合
20代の場合、ポテンシャル重視で採用してくれる企業が多いです。
一般的に20代は新しい環境に対し適応能力があり、成長率も高いとされているためです。
そのため、他業界でも営業経験があると優遇してもらえます。
営業経験もない方は「賃貸仲介営業」や「投資用不動産販売営業」など、間口が広めの職種から不動産営業のキャリアをスタートさせるのがおすすめです。
実際に、不動産キャリアAgentを利用して転職を成功させた実例もご紹介します。
- 24歳男性:前職バーテンダーから賃貸仲介営業へ転職
- 25歳女性:前職事務から賃貸仲介営業へ転職
- 23歳男性:前職接客販売から投資用不動産販売営業へ転職
賃貸仲介営業では反響への来客促進営業、投資用不動産販売では新規へのテレアポ営業と、行動数が多く求められるため営業としての基礎能力をつけることができます!
30代の場合
30代の場合、即戦力の採用となる企業がほとんどです。
そのため、業界未経験でも即戦力として活かせるスキルがあるかどうかが転職するためのポイントになります。
実際に、不動産キャリアAgentを利用して転職を成功させた実例もご紹介します。
- 31歳女性:前職富裕層向け個人営業から投資用不動産販売へ転職
- 34代男性:前職法人営業から用地仕入れへ転職
- 36歳男性:前職施工管理から住宅営業へ転職
上記のように、富裕層への営業経験を活かし投資用不動産販売、法人営業経験を活かし用地仕入れ、施工管理での建築知識を活かし住宅営業と、自身のスキルを活かして転職成功へと繋がっています。
また、30代は一般的に部下のマネジメント業務などが発生するタイミングでもあるため、マネジメント経験があるとプラスになります。
40代の場合
40代の場合、営業経験があったとしても書類選考の段階から厳しくみられます。
そのため、宅地建物取引士などの不動産関連の資格は取得しておくことをおすすめします。
実務経験がなくても、知識面のカバーをすることができるので、採用する側にとっての安心材料となります。
転職を成功させるには、30代同様に職種選びも重要になります。
これまでの経験が活かせる職種を選び、具体的にどう活かせるのかをしっかりアピールできると尚良いでしょう。
また大きな挑戦にはなりますが、起業するという選択肢もあります。
公益財団法人長寿科学振興財団発行によると、79歳で宅地建物取引士を取得し80歳で起業された方もいます!
不動産営業として長く働くためのポイント
不動産営業として長く働くための具体的なポイントを3つ紹介します。
これから不動産営業を目指す方だけではなく、既に不動産営業として働かれている方も、ぜひ参考にしてみてください。
管理職としてマネジメント側になる
企業にもよりますが管理職になることができれば、マネジメントがメイン業務となるので体力面でも安心した働き方になります。
管理職でもプレイングマネージャーとして現場業務が発生する場合もありますが、プレイヤーと比べると働きやすくなります。
不動産業界は年功序列より実力主義な企業が多いことからも、管理職になるためにも着実に実績を積んでいき、部下に還元できるノウハウを身に着けておくことが大切です。
資格取得など専門性を高める
宅地建物取引士をはじめ不動産関連の資格を取得していくことは、不動産営業としてプラスになります。
不動産営業としての信頼度が上がるだけでなく、宅地建物取引士であれば独占業務があるため業務幅を広げることができます。
他にも不動産営業の業務に活かせそうな資格やスキルは積極的に取得していくことで、専門性が高まり長期的に活躍することができます。
例えば、不動産業界はIT化が遅れているため、近年不動産テックが話題となっています。
積極的にIT知識をつけておくことで、不動産営業として武器になります。
起業やオーナー業に挑戦する
不動産営業としてキャリアができてきたら、起業や自ら物件を購入しオーナー業を始めるといった選択肢も現実的になってきます。
不動産の仲介業であれば、開業資金が他業界と比べ少なく始めやすいことに加え、在庫を抱えないので挑戦がしやすいです。
またこれまで培った不動産のノウハウを駆使して、副業としてオーナー業を始めるのもいいでしょう。
起業やオーナー業をすることで、理想の働き方を叶えることができるかもしれませんね。
不動産営業への転職を成功させるには「キャリアプラン」を立てるのが重要!
着実にキャリアを築き長く活躍し続けるために、「キャリアプラン」を立てることはとても重要なことです。
特に不動産営業は職種が多いからこそ、自分が持つスキルや強みを活かせる職種を見つけましょう。
転職前からどのようにキャリアップしていくのか具体的な計画を立てることで、多くの人が不動産営業の継続が難しいと感じてしまう「体力」や「モチベーション」といった悩みにぶつかることもなくなります。
不動産業界でのキャリアプランを立てる際は、ぜひ不動産キャリアAgentにご相談ください。
あなたに合うキャリアプランを一緒に考えていきましょう!