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不動産業界に転職するメリット・デメリットを解説!ブラックという噂は本当?

こんにちは、不動産キャリア事務局です。

みなさんは、不動産業界にどんなイメージをお持ちでしょうか?

これから不動産業界へのチャレンジを考えている方にとって、業界のイメージは最初の一歩を踏み出すうえで、とても大きな要素になると思います。

インターネットで検索すると「不動産はやめておけ」「ブラックだ」といった言葉を目にすることもありますよね。

では、なぜそう言われているのでしょうか?

そして、それは本当に正しいのでしょうか?

今回は、不動産業界の実態について、そういった声の理由や実情もふまえて解説していきます。

少しでも気になる点があれば、不動産業界への第一歩を踏み出してください!

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不動産業界とは?

不動産業界について理解を深めるために、まずは基本的な情報を見ていきましょう。

そもそも「不動産」とは、土地および土地に定着している物を指します。(民法第86条第1項)

そして「不動産業界」とは、土地や建物に関わるさまざまな業務を扱う業界です。

取り扱う不動産の種類や業務内容によって、「仲介」「管理」「販売」など職種も多岐にわたります。

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不動産業界に転職する人の理由や目的とは

多くの方がどのような目的や理由で不動産業界を目指しているのかを見ていきましょう。

以下の4つは、未経験・経験者を問わず、転職理由としてよく挙げられるものです。

もし自分にも当てはまると感じる項目があれば、不動産業界への転職を本格的に検討してみるきっかけになるかもしれませんね。

年収アップ

不動産業界の大きな特徴のひとつが、成果主義であることです。

自分の努力や実績次第で、年収が2倍になることも決して夢ではありません。

特に営業職への転職を考えている方の多くは、この成果が収入に直結する環境を魅力に感じているようです。

実際、転職理由の中でもこの目的は非常に高い割合を占めています。

専門スキルの習得

家やビルが完成するまでには、実にさまざまな工程が関わっています。

その分、関わる職種も多く、それぞれに与えられるミッションや役割も大きく異なります。

たとえば、売買系の営業職に転職した場合には、金融や法律に関する知識が必要とされることもあります。

不動産業界は専門性が高く、覚えることも多いですが、そこで身につけた知識やスキルは一生涯の武器になります。

自分自身のキャリアに、しっかりと「強み」として刻まれていくはずです。

実家の不動産会社を継ぐ

意外と多いのがこの理由です。

「親が頑張って築いてきた会社を絶対に潰したくない」

そんな思いから、不動産業界に飛び込み、後継者としての道を選ぶ方もいらっしゃいます。

とはいえ、いきなり実家で働いてしまうと視野が狭くなってしまうことも。

そのため、まずは別の不動産会社で経験を積み、知識やスキルをしっかり身につけてから実家に戻る、という方も多いのです。

単純に建物が好き

「小さい頃から間取りの広告を見るのが好き」

「家やビルができあがっていく様子を見るのが楽しい」

そんなきっかけから不動産業界を目指す方も多いです。

中には「こんな志望動機で大丈夫でしょうか」と不安そうに相談されることも稀にありますが、自分が扱う商材に関心を持てることは非常に大切です。

だからこそ、そうした想いをぜひ自信を持って面接の場で伝えてください。

不動産業界のメリット・デメリット

冒頭でもお伝えした通り、不動産業界には「ブラック」というイメージが根強くあります。

一方で、転職先としては一定の人気があり、このギャップがどうして生まれるのか、不思議に感じる方も多いのではないでしょうか。

その理由は、人によってメリット・デメリットの受け取り方に大きな差があるからです!

ここでは、不動産業界でよく挙げられている一般的なメリット・デメリットをまとめてみました。

たとえば、「メリットと書かれていても、自分にはあまり魅力を感じない」

逆に「これはデメリットと言われているけれど、自分にとっては苦じゃない」といったように、感じ方は人それぞれです。

あなたはどのように感じるのか確認していきましょう。

不動産業界のメリット

  • 実力次第で高年収を実現できる
  • 学歴を問わない企業が多く、挑戦しやすい
  • 職種が豊富で自分に合った仕事を選びやすい
  • 雇用形態の選択肢が多く柔軟な働き方が可能
  • 自分の仕事が形として残る

不動産業界のデメリット

  • 覚えることが多く、法律に関する知識も必要
  • 暦通りの休日が取りにくいことがある
  • 繫忙期には残業が多くなることもある
  • 体育会系の社風が根強い企業も多く、合わないと早期退職になりかねない
  • 成果主義のため、実績が出ないとプレッシャーを感じやすい

賃貸仲介営業の場合

未経験からでも挑戦しやすい職種の代表例として、「賃貸仲介営業」があります。

今回は、この職種における一般的なメリット・デメリットをご紹介します。

未経験の方にとっては、最もチャレンジしやすい入口とも言われているので、ぜひ以下を参考に自分は賃貸仲介に向いているかどうかを考えてみてください。

賃貸仲介のメリット

  • 接客・販売業の経験だけでも応募しやすい
  • 反響営業が中心で、飛び込み営業などのハードルが低い
  • 不動産の基礎知識が自然と身につく
  • 多様なお客様と接することで、人間力や接客力が磨かれる
  • 物件の内見が多く、間取り好きにはたまらない楽しさがある

賃貸仲介のデメリット

  • 仲介手数料が安いため、インセンティブの額がそこまで大きくない
  • 繁忙期には残業が2倍以上になることも
  • 基本的に土日は出勤(冠婚葬祭を除く)
  • 営業スキルが身につきにくい場合もある
  • 会社によっては基本給が低い

不動産業界のメリット・デメリット、感じ方はあなた次第!

不動産業界は、成果主義で努力が年収に直結しやすく、学歴不問や職種の多さなどから未経験でも挑戦しやすい点が魅力です。

また、雇用形態が柔軟でライフスタイルに合わせた働き方ができるほか、自分の仕事が形として残るやりがいもあります。

一方で、専門知識の習得や繁忙期の残業、土日出勤などハードな一面もあり、体育会系の社風が合わないと早期退職につながることもあります。

デメリットに注目されがちな業界ではありますが、よく見ていくと「自分にとってはそれほど苦ではない」と感じる点も多くあります。

たとえば、「20代のうちはがむしゃらに働いて年収1,000万円を目指したい!」という方にとっては拘束時間の長さもむしろ挑戦材料になり、「建物が好きで知識を深めたい!」という方にとっては覚えることの多さも前向きに受け取れるでしょう。

だからこそ、自分はなぜ不動産業界を目指すのかをしっかり考えることが、自分にとって最適な企業を見つける第一歩になります。

情報を整理しながら、着実に転職活動を進めていきましょう。

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この記事を書いた人
不動産キャリア事務局スタッフ
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