不動産業界の仕事を知ろう

売買仲介営業職のキャリアップについて

こんにちは、不動産キャリア事務局です。
今回は「売買仲介営業のキャリアップ」について考えていきたいと思います。

売買仲介営業の仕事内容については以前の記事でご紹介しているので
どんな仕事をするのだろう?という方はそちらもぜひ読んでみてくださいね。
【不動産業界の仕事を知ろう】売買仲介の営業職とはどんな仕事?

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不動産営業でキャリアップするために

売買仲介営業の求人の中には未経験からチャレンジできるものもありますが
賃貸仲介営業を経験してその後、キャリアアップで売買仲介営業にチェンジする場合なども多いです。

まず売買営業に限らずですが、不動産営業では実績が重視される仕事ですので、今後のキャリアアップのためにも営業力を身に着けることは重要です。
例えば、顧客のニーズを把握して提案するスキル、信頼関係を構築する力(コミュニケーション力)、キーマンと呼ばれる最終的な決定者を見極める力、など総合的な営業力が大切になってきます。

また、営業活動と併せて不動産に関する法律やお金などについての知識を勉強しておくことも重要です。
不動産の売買は大きな金額が動きますし、例えば相続や住宅ローンなどについては専門的な知識が必要です。
そのための勉強や資格取得に向けて知識をつけておくこともポイントです。

売買仲介営業のキャリアパスは?

では売買仲介営業のキャリアパスはどのような例があるのでしょうか。

  1. 店長職や管理職などへのキャリアップ
  2. 業界内で転職
  3. 不動産コンサルタントへキャリアチェンジ
  4. 独立・開業

このようなキャリアパスが代表例です。
これらは不動産業界内でキャリアを積んでいく場合ですが、
もちろん営業経験を生かして他業界への転職もあります。

マネジメント経験を積んだり、さらに営業力を向上させる、
業界内で違う商材を扱う職種などにキャリアチェンジをしてより経験スキルの向上を目指す方が多いです。
また、不動産業界では将来独立するという方も多くいらっしゃいます。

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売買仲介営業としてキャリアアップするために必要な資格はある?

業務において単に営業や契約の立ち合いをするということであれば資格や経験は不要です。
しかし、より専門性を高めたりキャリアアップを目指していく上では資格保有者だからできる業務などもあるので、資格取得も一つのポイントになります。

不動産に関する資格は複数ありますが、不動産売買で活かせる資格をいくつかご紹介していきます。

宅地建物取引士(宅建)

宅建は不動産賃貸、売買の契約を結ぶ時に必ず必要なので、売買営業に限ったことではないですが、例えば賃貸仲介では店舗に宅建保有者が一定数いなければいけませんし、ニーズがある資格です。
宅建は最初は資格がなくても働きながら取得することも多いです。
そのため、将来独立・開業を考えている場合は宅建は必須とも言える資格です。
不動産業に関連する資格は多いので、何から取得すればいいかわからないという方はまずは宅建取得を目指すと良いでしょう。

ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナーは、住宅ローンや税金などお金に関する総合的な専門知識を得ることができます。
大きな金額が動く不動産売買においてお客様に提案やアドバイスをすることができます。

住宅ローンアドバイザー

住宅ローンアドバイザーは、ファイナンシャルプランナーと似ているところがありますが
ファイナンシャルプランナーが税金・住宅ローン・相続などお金に関すること全体に対して
住宅ローンアドバイザーは内容が住宅ローンに限定されます。
そのためより住宅ローンに詳しい知識と情報に精通する資格です。

不動産コンサルティングマスター

不動産コンサルティングマスターは、その名の通り不動産コンサルティング業務において必要な知識、能力を判定する試験です。
受験資格は、宅地建物取引士・不動産鑑定士・一級建築士の資格を持ち、それぞれの業務に従事しているまたは今後従事しようとする方、であることです。
さらに試験自体は事務経験がなくても受験することができますが、試験合格後に登録する際には、5年以上の実務経験が求められます。
ハードルが高い資格ではありますが、信頼性が高い資格です。

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キャリアップ転職を成功させるために

転職してキャリアップを実現させるために、まずは目標を整理、明確にしてみましょう。
キャリアアップは、人によって定義が違うこともあります。
たとえば、比較的小規模な会社から大手企業に転職することや、将来的に独立をするための準備としての転職、とにかく高い年収を得たいといった目標が考えられます。
その目標によって、やるべきことや転職先の選び方が変わってきます。

たとえば、将来的に独立を考えているのであれば、現在の自分の経験やスキルで足りないところをより磨ける企業を選択したり、
独立に向けて新しい商材を扱ってみたり幅広く経験をしたいという場合には不動産テック系企業や経営について学べる企業を選択するなど。
また、年収アップを目指すのであれば、固定給重視ではなく、インセンティブや歩合が高い企業を見つけるなど自分に合った転職先を選択できると良いでしょう。

その上で、売買仲介営業に関係する勉強と情報収集を続けるようにしましょう。

法律知識は中でも重要度が高く、適正な処理をするために欠かせないことですし
法律や制度は常に新しいものが出ていたり、不動産価値を左右する地域情勢や住民の動向、交通行政の動きなどについての情報を素早くキャッチすることは欠かせないでしょう。

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この記事を書いた人
不動産キャリア事務局スタッフ
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