こんにちは、不動産キャリア事務局です。
「不動産営業に必要な資格はなに?」
「不動産営業に活かせる資格を知りたい」
不動産営業の仕事をしている方、これから始めようとしている方はこれらの疑問を持っているのではないでしょうか?
仕事に活かしたり、転職時に有利にさせるためにはどの資格が役立つかを知っておくことが大切です!
この記事では、不動産営業で活躍するために必要な資格を8つ紹介します。
どの資格が必要かを理解して資格取得に挑戦してみましょう。

目次 [もくじを非表示にする]
不動産営業に必要な資格8選
不動産営業に役立つ資格は数多くあります。
今回は、転職にも活かせる8つの資格をご紹介します。
それぞれの資格がどのように活かせるのかや、関連する業務内容も併せて解説するので、あなたが目指す不動産営業にどの資格が必要かを確認してみてください。
さらに、取得に必要な勉強時間や合格率も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
宅地建物取引士
宅地建物取引士は、国土交通省が認定する国家資格です。
不動産業界の資格として、最も定番であり、最初に取得を目指すべき資格であるといえます!
取得することで、不動産取引をトラブルなくスムーズに進めるための法律知識を身につけることができます。
取得するメリット
- 重要事項説明などの独占業務があり、業務の幅を広げられる
- 企業からの需要が高く、転職時に有利になる
- 一生ものの資格(更新は必要)
宅建業を営む企業では、従業員5名につき1名以上の宅地建物取引士の設置が義務付けられているため、宅建保有者の需要は非常に高いです。
取得難易度
- 難易度 :★★★
- 合格率(2024年):18.6%
- 勉強時間目安 :300~400時間
宅建は、不動産関連資格の中でも最も人気ですが、決して簡単には取得できないため、しっかりと勉強時間を確保する必要があります。
賃貸不動産経営管理士
賃貸不動産経理管理士は、賃貸住宅のトラブルや設備管理の適正化を目的とした国家資格です。
取得することで、賃貸経営に関する知識が身につき、賃貸時のトラブルにも的確に対応できるようになります。
取得するメリット
- 空室対策や節税対策の提案ができスキルアップになる
- 管理会社での需要が高い
2021年4月から国家資格化され、管理戸数200戸以上の賃貸住宅管理業者には事務所ごとに1名以上の設置義務があるため、管理会社において需要が高い資格です。
取得難易度
- 難易度 :★★★
- 合格率(2024年):24.1%
- 勉強時間目安 :250時間
国家試験になったことで、年々難易度が上昇しており、人気が高まっています。
今後も需要が増える資格のため、取得しておいて損はありません。
マンション管理士
マンションの管理組合に対するアドバイスやコンサル業務を行う資格です。
取得することで、マンション運営の問題解決や会計管理などができるようになります。
取得するメリット
- 管理組合への的確なアドバイスができるため信頼度が向上する
- 取引の際の強みとなる
- 今後、需要が高まる可能性あり
今後マンションが増加が見込まれるため、管理組合や不動産管理会社における需要も高まることでしょう。
取得難易度
- 難易度 :★★★★
- 合格率(2024年):12.7%
- 勉強時間目安 :500~700時間
宅地建物取引士や管理業務主任者と出題範囲が似ている部分が多いため、同時受験やステップアップとしての受験もおすすめです。
管理業務主任者
マンション管理組合が管理会社と管理委託契約を結ぶ際に必要な国家資格です。
※マンション管理士と混同されやすい資格ですが、目的はどちらもマンションの価値維持・向上です。
※管理業務主任者は、主に管理会社に所属し、実務を担当するケースが多いという点が異なります。
取得するメリット
- 独占業務があり、需要が高い
- マンション管理は30契約ごとに1名以上の設置が義務付けられている
取得することで、管理組合が対応しきれない運営や管理業務をサポートできるようになります。
取得難易度
- 難易度 :★★★
- 合格率(2024年):21.3%
- 勉強時間目安 :300時間
設置を義務付けられているため、不動産業界を目指す未経験者や学生の受検も増えています。
また、宅地建物取引士と出題範囲が一部重なるためダブル受検が効果的です。
司法書士
法律の専門知識を持ち、登記申請や行政機関への書類作成などを行う国家資格です。
取得するメリット
- 不動産登記の専門家として活躍できる
- 法律に関する幅広い相談対応が可能
不動産では登記申請などで活かすことができるだけでなく、保有しているだけで信頼度も高まります。
取得難易度
- 難易度 :★★★★★
- 合格率(2024年):5.3%
- 勉強時間目安 :3000時間
資格のなかでも最高難易度の資格であり、勉強時間も非常に多くの時間を要します。
時間に余裕のある方は受験指導校へ通うことをおすすめします。
ファイナンシャル・プランナー
税金・年金・保険などのライフプランに関するお金の専門知識が得られる国家資格です。
取得することで、不動産だけでなく金融についての深い知識が身につきます。
取得するメリット
- 住宅ローンや相続に関するアドバイスができる
- 不動産営業での信頼獲得に役立つ
マイホームの購入や転居、相続に伴うお金の問題は、多くの方が直面する重要な問題です。
こうした悩みを持つ方に対し、ファイナンシャルプランナーとして適切なアドバイスを提供することで、信頼関係を築き、成約にもつながることができます。
取得難易度
- 難易度 :★
- 合格率 :2級約30%、3級約50%
- 勉強時間目安:2級200時間、3級100時間
試験は3級・2級・1級があり、転職などでアピールするなら2級以上の取得がおすすめです。
ただし、2級の受験には一定の条件を満たす必要があるため、まずは誰でも受験できる3級から挑戦するのもいいでしょう。
インテリアコーディネーター
住宅の内装や家具、設備などインテリアに関する幅広い知識を身に付けられる民間資格です。
この資格を取得すると、建物内のインテリアを総合的に計画し、お客様の理想を形にすることができます。
取得するメリット
- 家具や壁紙、内装時に使う建材などの幅広い知識が身に付く
- インテリア商品を扱うメーカーや工務店、設計事務所から重宝される
取得難易度
- 難易度:★★
- 合格率(2024年):35.0%
- 勉強時間目安:200~300時間
建築素材の特性や最新技術の知識が求められるため、しっかりとした学習が必要ですが、インテリア業界での活躍を目指す方におすすめの資格です。
不動産鑑定士
土地や建物の価値を鑑定する国家資格です。
不動産関連の資格の中でも特に難易度が高く、2024年時点で保有者は8,696人と非常に少数です。
取得するメリット
- 希少資格のため「不動産プロ」としてお客様や企業から一目置かれる
- 保有している土地・建物の価値を正確に鑑定できる
- 有効な使い方までコンサルティングできる
取得難易度
- 難易度:★★★★★
- 合格率:約5%
- 勉強時間目安:3000~5000時間
取得までに年単位での学習が必要となるため、すでに不動産業界での知識や経験がある方に特におすすめの資格です。
資格を取得するメリット
不動産営業をするうえで、資格は必須ではありません。
しかし、資格を取得することで得られるメリットは多く、キャリアにおいて大きな武器となります。
資格の価値を理解し、将来のキャリアアップに向けて取得を目指していきましょう。
転職で有利になる
転職時に資格の有無は採用結果に大きく関係します。
資格を持っていることで、不動産や法律に関する知識を証明でき、採用担当者に対して強いアピールとなります。
また、不動産関連の資格を取得するには多くの努力と時間が必要なため、
- 本気度
- 意欲
- 向上心
- 計画性
といった姿勢を示すことができ、信頼につながります。
どれだけ熱意を伝えても、資格の有無で説得力は大きく変わります!
特に業界未経験の方は、転職前に資格を取得することで有利になるため、ぜひ取得をしましょう。
キャリアアップに繋がる
資格を取得することで専門知識が身につき、より高度な提案ができるようになります。
その結果、営業成績の向上につながり、昇給・昇格のチャンスも増えます。
また、管理職を目指す際には、会社によって特定の資格の取得が昇進条件となっている場合があります。
社内でキャリアアップを目指すなら、計画的に資格を取得することをおすすめします。
独立開業に役立つ
将来的に独立を考えている方とって、資格の取得は大きなメリットになります。
- 複数の資格を取得することで、対応できる業務の幅が広がる
- 専門知識を持っている証明となり、顧客からの信頼につながる
さらに、独占する分野によっては資格保有者の設置が義務付けられている場合もあるため、キャリアプランに合わせて資格を取得しておくといいでしょう。
資格手当を受けられる
会社によっては、資格を取得することで資格手当を支給している場合があります。
手当の金額は企業によって異なりますが、年収アップを目指す上で資格取得は有効な手段となります。
また、資格取得支援制度を導入している企業もあり、取得にかかる費用を会社が負担してくれるケースもあります。
入社後に資格取得を考えている場合は、事前に支援制度の有無を確認しておきましょう。
キャリアプランにあった資格取得で市場価値をあげよう
不動産営業で活躍するための資格8選を紹介しました。
資格によって活かせる場面や対応できる業務内容は異なります。
そのため、それぞれの資格の特徴を理解し、自分のキャリアに本当に必要な資格を選んで取得することが重要です。
不動産関連の資格は、他の業界の資格と比べて難易度が高く、勉強時間も多く必要です。
せっかく取得しても、業務で活かせなければ時間と労力が無駄になってしまう可能性があります。
「この資格は本当に自分のキャリアに必要か?」をしっかり考えた上で、取得を目指しましょう。
一方で、適切な資格を取得できれば、キャリアアップや年収アップの大きなチャンスにつながります。
将来のキャリアプランを考えながら、自分に最適な資格を選びましょう。
