こんにちは、不動産キャリア事務局です。
管理業務主任者についてネットで調べていると、「やめとけ」といったネガティブな言葉を目にすることが少なくありません。
なぜ国家資格でありながら、否定的な意見が目立つのでしょうか。
そこで本記事では、ネット上のリアルな体験談を分析し、管理業務主任者はやめとけと言われる理由について詳しく解説します。
目次
【体験談】管理業務主任者の仕事内容はきつい?やめたほうがいい?知恵袋の声を紹介
管理業務主任者の仕事内容と、経験者のリアルな声を紹介します。
管理業務主任者の仕事内容
管理業務主任者はマンション管理にとって欠かせない存在であり、その役割は多岐にわたります。
業務内容は、大きく分けて以下の3つになります。
- 独占業務:管理受託契約時の重要事項説明、重要事項説明書や契約書への記名・押印、管理事務報告を行う。
- フロントマン業務:理事会や総会の運営サポート、組合の会計・収支管理、建物のメンテナンス計画の立案や工事の監督などを行う。
- 現場対応:自分が担当する物件を定期的に巡回。清掃状況のチェックや、設備故障が発生した際の業者手配などを行う。
事務的な手続きから現場のトラブル解決まで、マンション運営の司令塔としての役割を担います。
知恵袋のリアルな声
Yahoo!知恵袋に寄せられた、管理業務主任者として働く人のリアルな声を紹介します。
宅建、マンション管理士、管理業務主任者を持っています。現在、マンション管理会社にて働いています。残業・急な理事会、総会の休日出勤・毎日毎日忙しすぎて精神的にもかなりまいってます。。。そのうえ、超安月給です。かなりきついと有名の管理会社です。社員の入れ替わりも激しいです。新人は1週間以内でバンバン辞めて生きます
引用:Yahoo!知恵袋
最大手でフロントしてました
離職率は非常に高いです
営業所で開設から40年近いところで最高勤続者は4年が最高です
30人いるフロントで100パーセント中途採用で平均勤続年数3~5年程度です
中途の割には平均月収は50万以上と高いほうかもしれませんが
かなり仕事量は多いです
どこも同じですね
コンピュータ化しても結局は交渉事が多い割にはほとんど現場にいけず
電話対応なのでさらにクレーム化します
新規であれば問題は当然おこりませんが
中古でこれから築50年以上が大半になるので中途入社で若い順に手間のかかるところばかり担当になり、ストレスで精神病むか退職をするケースがほとんどです
普通は同僚は助け合うのが通常の職場ですがフロントは個人事業主のような性格があり担当者でないと解決しない場合がほとんどで手助け等は皆無です
2人態勢でやっているところもありますがその分担当物件が多くなり更にきつくなります
新卒であれば本社採用で優遇されますが転職組はどこまでいってもフロントのままで10年いようが1年目だろうが待遇は一緒です
給与で我慢するか精神崩壊するか
どちらが先かという業界ですね
ということで年中求人あります
即採用です
資格者で不採用はみたことありません
引用:Yahoo!知恵袋
メリットは一生懸命仕事をして分譲マンションの管理組合の役員さんに評価し て貰えたら、やりがいはある。マンション管理の素人であるマンシ ョン管理組合さんへ管理に関することや大規模修繕等提案・説得等 ができ、結果がよく出ればいろいろと任せてもらえる。不動産が好きで人の世話や雑用が苦にならない人には向く仕事かもしれない。 年配者が相手なので、中高年の方の職業としては門戸が結構広い。 逆に人生経験の浅い若い人には、キツイとも言える。
デメリットは雑用が多く、マンションの入居者・オーナー(区分所有者)等から 苦情・クレーム処理が大変。対応が悪いとマンション管理組合の理事会や総会で徹底的に攻撃される。現場管理員や清掃員の業務管理や指導もしなければならない。また、彼らの職務についての責任も問われる。総会や理事会の出席で土日祝は出勤で、平日代休。代休でも、携帯に電話がかかり仕事することもあり、ゆっくり休めない このため、精神的・肉体的にもタフでないと長く勤められず、結構離職率も高い。
一見、管理業務主任者って華やかな仕事に見えますが、一言では雑務処理係りでもあるのです。ただ、現場の管理員よりは事務処理的なことや責任が重い分だけやや給与は高いかなって感じです。
引用:Yahoo!知恵袋
知恵袋のリアルな声を分析すると、やめとけと言われる理由は以下に集約されます。
- 休日の理事会出席
- クレーム対応
- 月給が低い
担当者一人にかかる負担が重くなりやすく、周囲のサポートを得にくい環境が、離職率の高さに拍車をかけているようです。
また、休日でもトラブルの電話が入るなど、オンとオフの切り替えが難しいため、プライベートを重視したい人には不向きかもしれません。
精神的にも肉体的にもタフであることが求められるでしょう。
一方、専門知識を活かした提案が認められ、信頼を寄せられたときに達成感を得られるという声もあります。
仕事の厳しさを理解した上で、「自分にとってそれ以上の魅力があるかどうか」を見極めることが、安定して長く働くための大切なポイントです。
管理業務主任者はやめとけと言われる6つの理由
「管理業務主任者はやめとけ」と言われる具体的な理由を掘り下げていきましょう。
1. クレーム対応が精神的にきつい
管理業務主任者は、住民からのクレーム対応が精神的にきついと言われています。
騒音やゴミ出し、駐車場、ペット問題、管理費の滞納督促など、問題を解決をする必要があるためです。
なかには、理不尽な要求をする住民もいるでしょう。
怒りの矛先を向けられ、一方的に怒鳴られることがあるかもしれません。
まじめに住民の声を聞こうとする人ほど、精神的な負担が蓄積してしまうことがあるのです。
2. 定例会議で土日が拘束されやすい
管理業務主任者は、定例会議などで土日や夜間が拘束されやすい傾向があります。
理事会や総会は、住民が集まりやすい休日の午前中や、平日の夜間に開催されるのが一般的だからです。
複数の物件を担当していると、毎週のように土日のどちらかが会議の準備や出席で埋まってしまうこともあります。
振替休日が取得できる場合がほとんどですが、家族や友人との時間を確保しづらくなることがあるかもしれません。
3. 緊急時に呼び出しが発生することがある
勤務時間外であっても、緊急で呼び出しが発生することがあります。
水漏れや火災報知機の誤作動、エレベーターの閉じ込めといった緊急トラブルに対応する必要があるからです。
なかには、24時間体制のコールセンターを導入している企業もあり、一次対応を任せることが可能な場合もあります。
しかし、体制が不十分な会社では、勤務時間外に携帯電話が鳴り、深夜でも現場へ駆けつけなければなりません。
いつ電話がかかってくるかわからない状態が、精神的に負担となることがあるのでしょう。
4. 資料作成など事務作業の量が多い
管理業務主任者は現場対応以外にも、事務作業をしなければなりません。
理事会・総会の議事録作成、予算案や決算報告書の策定、長期修繕計画の立案など、書類作成がたくさんあるのです。
日中は物件の巡回や住民対応で外出していることが多いため、事務作業ができる時間は少なく、残業になるケースもあります。
正確な会計処理や法的知識を求められる作業が多いため、慎重に作業を進める集中力も不可欠です。
5. 住民(管理組合)と会社の板挟みになりやすい
管理業務主任者は、住民(管理組合)と勤務先の会社の板挟みになるのがきついと感じる人もいます。
双方の利害が一致しないことが多いためです。
たとえば、住民側が「管理費を下げてほしい」と願う一方で、会社側からは「追加の修繕工事を受注してほしい」と言われることもあります。
どちらか一方に寄り添いすぎれば、もう一方から批判を受けることにもつながるため、精神的に疲弊する人もいるでしょう。
6. 年収が上がりにくい
難易度の高い国家資格であるにも関わらず、得られる収入が見合っていないと感じる人が多いのも現実です。
管理業務主任者資格所持者が多い、マンション管理の仕事の平均年収は約503万円。
資格手当は、月5,000円から3万円程度が相場です。
試験合格のために費やした膨大な時間や、労力に対するリターンとしては物足りないという意見もあります。
昇給のペースも緩やかで、大手企業で役職に就かない限りは大幅な年収アップを期待しづらいため、やめとけという意見があるのでしょう。
参考:求人ボックス マンション管理の仕事の年収・時給・給料 (2026年5月時点の年収)
管理業務主任者が向いている人
管理業務主任者はやめとけと言われる一方で、この仕事で活躍し、長く働いている人もたくさんいます。
管理業務主任者が向いているのは、以下のような人です。
- コミュニケーション能力が高い人:単に話すのが上手いだけでなく、不満を抱えた相手の話を聞き、冷静に状況を整理して落としどころを見つける力がある人。
- 精神的タフさがある人:クレームを自分の人格否定と捉えず、事務的で誠実に対処できるメンタルを持っている人。
- 正確な事務作業ができる人:お金や契約に関わるデリケートな書類を扱うため、正確に作業を進めることが苦にならない人。
- 安定を求める人:景気に左右されにくいストックビジネスであり、30組合に1人の設置義務がある資格なので、長く安定して働きやすい。
これらに当てはまる人は人間力と専門性を武器に、管理業務主任者として、住民の暮らしを支えるやりがいのある働き方ができるでしょう。
管理業務主任者の求人を見つけるなら不動産キャリア
紹介した体験談を見て「自分ならこの程度のストレスは許容できる」「自分の性格は向いていそう」と感じた人は、管理業務主任者としての素質があります。
管理業務主任者として長く安定して活躍するためには、個人の能力に加え「どの会社で働くか」も重要になります。
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まとめ
管理業務主任者はやめとけと言われるのは、クレーム対応や不規則な勤務形態、責任の重さに比べて年収が伸びにくいという実態があるためです。
一方、コミュニケーション能力や精神的タフさがある人は、管理業務主任者として長く活躍し続けている人もいます。
大切なのは、ネガティブな噂を鵜呑みにするのではなく、自分が何を許容でき、適正があるかを見極めることです。
また、一人で悩むよりも、現場のリアルを知るプロのサポートを受けることが、後悔しない転職への最短ルートにもなります。
ぜひ不動産キャリアをご活用ください。

