こんにちは、不動産キャリア事務局です。
「不動産の面接で何を聞かれるのかわからない」「未経験だと厳しいのでは」と不安を感じていませんか。
不動産の面接で聞かれることは、
- 志望動機
- 転職理由
- 自己PR
- ストレス耐性
- キャリアプラン
が中心です。
採用担当者は「長く続けられるか」「お客さまから信頼されるか」「目標と向き合えるか」を確かめたいからです。
つまり、質問の一つひとつには採用側の意図があり、そこを押さえて準備すれば、初めての面接でも落ち着いて答えられます。
この記事では、不動産の面接で実際に聞かれることを質問例つきで整理し、未経験・経験者別の違い、職種別の傾向などをまとめて解説します。
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目次
不動産の面接の評価軸
質問の種類は多く思えますが、見られている評価軸は以下のとおりです。
- 人柄と信頼感:高額な商品を扱うため、誠実さや清潔感が重視される
- コミュニケーション力:説明のわかりやすさ、質問に対する的確な返答
- 目標に向かう姿勢:数字や目標とどう向き合うか
- 定着性:すぐに辞めないか、志望理由に一貫性があるか
質問はこれらを確かめるために、形を変えて出てきます。
逆にいえば、どの質問でも「今はどの軸を見られているのか」と考えるクセをつけると、話すべき内容が絞り込めます。
不動産の面接でよく聞かれること7選【回答のポイント付き】
不動産の面接でよく聞かれる内容は以下のとおりです。
- 志望動機
- 転職理由・退職理由
- 自己PR・強み
- ストレス耐性・目標へのスタンス
- 入社後のキャリアプラン
- 状況対応型の質問
- 逆質問
それぞれ回答のポイント付きで解説します。
1. 志望動機|なぜ不動産業界か・なぜ当社か
質問例:「不動産業界を志望した理由を教えてください」「他社ではなく当社を選んだ理由は何ですか」
もっとも高い確率で聞かれる質問です。
ポイントは、「業界を選んだ理由」と「その会社を選んだ理由」を分けて話すことです。
業界の理由は自分の経験と結びつけ、会社の理由は事業内容・扱う物件・対応エリアなど、その会社にしかない要素を挙げます。
「人の人生に関わる仕事がしたい」など、抽象的な内容だけで終わると、どの会社にも当てはまる答えになってしまうので気を付けてください。
回答例:「前職では住宅ローンのアドバイザーとして、お客さまのライフプランに合わせた提案をしてきました。
その中で『家そのものを提案する側に回りたい』という気持ちが強くなり、不動産業界を志望しました。
数ある会社の中で御社を選んだのは、賃貸だけでなく売買まで一貫して担当できる体制があり、お客さまと長期的に関わりながら成長できると感じたためです。」
2. 転職理由・退職理由
質問例:「現職を辞めようと思った理由を教えてください」
採用側は不満の中身よりも、「同じ理由でまた辞めないか」を見ています。
不満をそのまま伝えるのではなく、「◯◯を実現したいが、今の環境では難しい」という前向きな言葉に変換しましょう。
待遇が理由の場合も、「成果を正当に評価される環境で働きたい」と表現すれば、不動産業界の評価制度と自然につながります。
回答例:「現職では個人の成果よりもチーム全体の数字で評価される仕組みのため、自分の努力が正当に反映されにくいと感じることがありました。
今後は成果が正当に評価される環境で、より主体的に数字を追いかけていきたいと考え、転職を決意しました。」
3. 自己PR・強み
質問例:「あなたの強みは不動産の仕事でどう活かせますか」
ここで効くのは、具体的なエピソードと数字です。
「コミュニケーション力があります」ではなく、「前職で月◯件の新規顧客を担当し、リピート率を◯%改善しました」のように話します。
未経験でも、接客・調整・目標管理の経験は不動産の仕事に置き換えられます。
回答例:「前職の接客業では、月平均100名以上のお客さまを担当し、リピート率を導入時の30%から45%まで改善しました。
お客さまの言葉にならないニーズを汲み取り、必要な提案につなげる力には自信があります。
不動産の提案でも、条件面だけでなくお客さまの理想の暮らしを引き出す提案に活かせると考えています。」
4. ストレス耐性・目標へのスタンス
質問例:「目標数字がある環境をどう思いますか」「ストレスの解消法を教えてください」
不動産営業は成果が数字で見えるため、ほぼ必ず質問されます。
「プレッシャーに強いです」と言い切るより、落ち込んだときの立て直し方を具体的に伝えるほうが説得力があります。
休日の過ごし方や気分転換の方法など、日常的な工夫でかまいません。
回答例:「目標が明確にある環境は、むしろ自分の成長を測る指標になると前向きに捉えています。
うまくいかなかったときは、その日のうちに『できたこと』を3つ書き出して振り返る習慣があり、気持ちを切り替えて次の行動につなげるようにしています。」
5. 入社後のキャリアプラン
質問例:「3年後、5年後にどうなっていたいですか」
定着性と成長意欲を見る質問です。
その会社にある役職やキャリアパスに沿って話すと、企業研究の深さも同時に伝わります。
回答例:「1年目は業務の基礎を覚えながら宅建士の資格取得を目指します。
2〜3年目でお客さま対応の幅を広げ、5年目には後輩の育成やチームのマネジメントにも携われる存在になりたいと考えています。」
6. 状況対応型の質問(シナリオ質問)
質問例:「お客さまが契約の直前に迷い始めたら、どう対応しますか」
実務での判断軸を見る質問で、明確な正解はありません。
売りたい気持ちを優先せず、まずお客さまの不安を確認する姿勢を示すと評価されやすくなります。
回答例:「まずはお客さまがなぜ迷い始めたのか、率直に伺うようにします。
価格面の不安なのか、物件そのものへの迷いなのか、理由によって対応が変わるためです。
その場で即答できない内容であれば、憶測で答えず『確認して正確な情報をお伝えします』とお約束し、信頼を損なわないよう対応します。」
7. 逆質問
質問例:「最後に質問はありますか。」
逆質問も評価の対象になりますので、2〜3個用意しておくと安心です。
OK回答例:「入社後に活躍している方に共通点はありますか」「1年目はどのような業務から担当しますか」
NG回答例:「残業はどのくらいですか」「調べればわかる事業内容の確認」「とくにありません」
待遇の確認は内定後や紹介会社経由でも可能なため、面接では意欲が伝わる内容を選びましょう。
【未経験・経験者別】不動産の面接で聞かれることの違い
不動産の面接は、未経験者・経験者によって質問内容が異なることがあります。
未経験者が聞かれること
「なぜ今のキャリアを変えてまで不動産なのですか」「宅建士の取得予定はありますか」など、本気度を確かめる質問が増えます。
「資格がないと受からないのでは」と不安になる方は多いですが、入社後の取得を前提にしている企業も少なくありません。
宅建試験の合格率は例年15〜19%前後で推移しており、令和7年度(2025年度)は18.7%でした(出典:一般財団法人 不動産適正取引推進機構「令和7年度宅地建物取引士資格試験結果の概要」)。
決して簡単に取れる資格ではないため、入社後の取得を前提に未経験者を採用する企業も少なくありません。
不動産キャリアが扱う未経験歓迎求人でも、応募条件に「宅建士資格」を含まない求人が大半です。
ただし「いつまでに取るか」は必ず聞かれるため、「入社1年目の10月の試験で合格を目指します」のように、期限をつけて答えられるよう準備しておきましょう。
経験者が聞かれること
実績の数字と、その再現性を問う質問が中心です。
「目標達成のために工夫したことは何ですか」「なぜその成果が出せたのですか」といった質問には、行動プロセスまで分解して答えます。
同業からの転職では、「なぜ同じ業界で会社を変えるのか」という点も必ず確認されます。
扱う物件やエリア、顧客層の違いに触れると、納得感のある説明になりやすいです。
【職種別】不動産の面接で聞かれることの傾向
同じ不動産業界でも、職種によって質問の傾向は変わります。
| 職種 | よく聞かれること | 見られているポイント |
| 賃貸仲介 | 接客経験、繁忙期の働き方 | スピード対応・件数をこなす力 |
| 売買仲介 | 目標達成の経験、数字への意識 | 高額商材を扱う責任感・提案力 |
| 不動産管理 | トラブル対応、調整の経験 | 継続的な対応力・調整力 |
| デベロッパー・企画 | 業界研究の深さ、志望理由 | 論理性・長期視点 |
| 投資・アセットマネジメント | 数値分析、金融の知識 | 専門性・分析力 |
自分が受ける職種の「見られているポイント」に合わせてエピソードを考えると、回答の説得力が一気に上がります。
面接前に確認したい準備チェックリスト
面接の前日までに、次の7項目を確認しておきましょう。
- 志望動機を「業界」と「その会社」の2段階で説明できる
- 転職理由を前向きな表現に言い換えている
- 自己PRに数字を含む具体例がある
- 3年後・5年後のキャリアを言葉にできる
- 会社の事業内容・扱う物件・対応エリアを調べた
- 逆質問を2〜3個用意した
- スーツ・靴・髪型など、身だしなみを確認した
すべてにチェックがつけば、当日は落ち着いて面接に臨めます。
不動産の面接で落ちる人に共通する3つの特徴
面接で落ちる人に共通する特徴は以下のとおりです。
- 宅建の取得意欲を聞かれて「いずれ取ります」と曖昧に答える
- 歩合給・成果主義の説明に対して表情が曇る
- 扱う物件種別(賃貸/売買/投資)を混同したまま話す
また、お客さまが高額な取引を任せる相手として見られるため、身だしなみは能力と同じくらい見られています。
面接が心配な方は、不動産キャリアをご活用ください。
不動産キャリアは、不動産業界に特化した求人サイト・転職エージェントとして、数多くの求職者の面接対策をサポートしてきました。
企業ごとに異なる面接傾向や評価基準を熟知しているからこそ、「その会社が本当に求めている人物像」に合わせた対策が可能です。
志望動機のブラッシュアップから模擬面接まで、内定獲得に向けて伴走します。
「自分の強みがうまく言葉にできない」「この業界で本当にやっていけるか不安」という方こそ、一度プロの視点でチェックしてもらうことをおすすめします。
不動産の面接に関するよくある質問
ここでは、よくある質問に回答します。
Q. 答えられない質問をされたらどうすればいいですか
その場で取り繕わず、わからないことは正直に伝えたうえで、「入社後に学びたい」と前向きに続けます。
知ったかぶりのほうがマイナスの印象になります。
Q. 不動産業界の面接では、複数社の選考状況を聞かれますか?
はい、聞かれることは多いです。
「他社も受けていますか」「弊社が第一志望ですか」といった質問は、入社意欲や内定辞退のリスクを確認する目的でよく使われます。
ここで無理に「御社だけです」と答える必要はありません。
むしろ、他社を受けていることを正直に伝えたうえで、その中でなぜこの会社への関心が高いのかを添えると、誠実さと志望度の高さの両方が伝わります。
まとめ
不動産の面接で聞かれることは、志望動機・転職理由・自己PR・ストレス耐性・キャリアプランを中心とした質問です。
その質問はすべて「人柄」「コミュニケーション力」「目標への姿勢」「定着性」を確かめるために投げかけられています。
意図がわかれば、答えるべき内容は自然と決まります。
とはいえ、受ける会社ごとに評価の重心が違うため、一人で対策を組み立てるのは簡単ではありません。
不動産キャリアには、不動産業界に詳しいプロのエージェントが在籍しています。
企業ごとの面接の傾向や求められる人物像を把握したうえで、あなたの経験をどう伝えればいいか、一緒に整理していくことができます。
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